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FAME AND FORTUNE / BAD COMPANY
新たにテッド・ニュージェント・バンドのボーカリスト、Brian Howe迎えて
制作されたスタジオ7作目。(86年)
たぶん、バドカン史上最も人気のない作品です。プロディースにミック・ジョーンズ
を迎えましたが、バンドとしても予想外のシンセやイカにも流行りのホーン・セクションの導入は
賛否を呼び、まるでフォリナーのようだとプレスから叩かれました。
しかし、楽曲はこれまでのバドカンにはない良質でおしゃれなハードポップで泥臭いのが苦手な方にはお勧めです。
BAD COMPANYが元来持っている、ハードロックバンド
としての凄みと、ミックジョーンズのポップセンスが
見事なまでに融合した傑作アルバム。
BAD COMPANYはポールロジャース時代のインパクトが
圧倒的に強いが、このブライアンハウが参画した作品は、
まさにメロハーの隠れた名盤と呼ぶにふさわしい出来だ。
先入観、固定観念、そういったものを一切抜きにして
この作品を聴いて欲しい。