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RUBBER / HAREM SCAREM
後にこのバンドの新しい名前にもなるタイトルのアルバム。
昨今のハード・ポップ・バンドに影響を受けたかのような、とにかくポップで明るい作品である。
ファンの中で問題作扱いされるのは必至だと思われるが、路線変更云々という以前に楽曲の質が落ちているような気がしなくもない。
ソロが少ないなど、ピートのギター・プレイが大人しいのも気になる。
ただ、その中でも個人的に気にいったのが「WHO-BUDDY」、「STUCK WITH YOU」、「HEADACHE」の3曲で、サビのメロディが耳に残るようなキャッチーさを持つ好曲。
ひよこちゃんジャケが可愛いです。
良質のポップ・ロックがいっぱいで、2ndに思い入れの薄い身としては、こういう作品も抵抗なく楽しめます。
ただし、メロディや雰囲気が良いのに、歌詞が惨めで暗いのはマイナス。こんなジャケだったら、歌詞の内容もハッピーでないと。
これはいただけない。これはメロハーでもなく、パワーポップです。明るすぎる。哀愁がまったく無くなり、アメリカンになりすぎた。ジャケも駄目駄目。
前作より更にポップ化が進行。
②⑥なんてまるでCHEAP TRICKの曲みたい。
過去の作品とは全く異なる音楽性だが、凄くキャッチーだし聴きやすいアルバムだと思う。
コーラスが薄いとか、ポップすぎるとか、らしくないとか関係ないな。いちいち文句いってんじゃねえよ。そんなこといってるばかなファンがいるから有能なバンドが解散したりしちまうんだよ。名曲は名曲少しだまって応援してやれよ。