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CORRIDORS OF POWER / GARY MOORE
ゲイリー・ムーアの作品ではこれがアルバム全体のクオリティという点では一番だと思ってます。結構ゲイリーってアルバムに捨て曲がある人だと思っていますが、本作はそういう感じはしません。突出したインスト曲がないのが残念なくらいでしょうか。END OF THE WORLDが個人的に大好きです。
94点。
マシンガン・ピッキング炸裂! SKID ROW時代の(もちろんアメリカのじゃなくアイルランドの)ゲイリーもカッコいいっすよねー。バンドの平均年齢17歳きってたでしょ。スゴイよなぁ。やっぱり、才能あるやつは若いうちからスゴイ。
ブルーズやらしたらスティーヴィー・レイ・ヴォーン、ジョニー・ウィンターと同等っすね。(白人の中ではね)
僕がギター弾くきっかけとなったアルバムの一つ。
個人的な意見としてはこの人がこの世で最もクールなギタリストなんじゃない?
百点満点!!!
野球で言うなら完全試合、
サッカーなら10-0、
スキーのジャンプなら観客席に突っ込んでしっかりテレマークを決めた、
それぐらいの一人相撲で圧勝したようなアルバム。
ちょんぼし 2002年10月8日(火)23時47分
1982年にヴァージン・レーベルと契約し、その第1作目にあたるのが本作。
コロシアムⅡやLIZZY、Gフォース等結構苦労を重ねたゲーリーがやっと自分の目指すべき目標に向かって歩き始めた記念碑的アルバム。
後のライブでも定番的ハードな楽曲「ROCKIN'EVERY NIGHT」や「END OF THE WORLD」以外にも泣きの名バラード「ALWAYS GONNA LOVE YOU」、しっとり系の「FALLING IN LOVE WITH YOU」等バラエティーに富んでいるのも特筆すべき。
ちなみに翌年の1983年LIZZYは長い歴史にピリオドをうつ。このアルバムの登場でゲーリーとフィルの立場が逆転するきっかけとなったと考えると少々複雑な心境にもなるが・・・。
自分にはこれしかないという裸の状態で、孤独や葛藤の連続だった生い立ちの中で培われてきた
感性や情念を世に問うた快心の入魂作。混り気の無い純粋なギターの音は、過去に葬られかけて
いた男が時代に挑戦状を叩きつけたかのような、勇壮なる調べを奏でている。
凄い!凄い!曙の張り手ぐらい凄い!!!
この頃のゲイリーは自分の相撲を取るだけで傑作が生まれた。
そしてこのアルバムでは大技から小技までゲイリーの全てが詰まっている。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
そんなアルバムだ。
(リマスター再発の際にボーナストラックとして加えられた⑫「Love Can Make A Fool Of You」もとてもいい曲です。浜田麻里もカバーした曲です。)
熱くてかっこよくて、ハードにロックしてます。ギターも弾きまくり、泣きまくり。ちょっとヴォーカルが荒いですが、逆に若さと勢いを感じられていいかも。
普通にHR/HMというジャンルでのゲイリー・ムーアを聴きたい時はまずこのアルバムからでしょうか。
高校生の頃リアルタイムで聞いて、ゲイリーとなら死んでもいいと思わせてくれたアルバム(笑)
サウンドのエッジが鋭い文字通りのハードロックアルバム。80年代サウンドってほどメカニカルでなく70年代の臭みのある空気を残しているのが面白いところ。イアン・ペイスがもっと彼らしいプレーを披露してくれていたら・・・とか、ハードな曲でのゲイリーのボーカルがややヒステリック過ぎるのでは?ってとこが弱点なんだろうけど、とにもかくにもギターキッズは買って損なし。弦をぶち切ってしまいそうな2音チョーキングとかこれ以上ないような大胆なアーミングなど迫力満点。例のサーモンピンクのストラトでの録音パートが多いようで、ジャキーンと鳴り響くシングルコイルのドライブサウンドとアナログディレイの組み合わせがカッコ良いです。
傑作!!かっこいい!!早い!!
GARY MOOREの早弾きが注目されがちだが、ブルージィかつムーディな、ハイ・クオリティの音楽性(なんのこっちゃ?)もカッコ良さを際立たせている。
大人のメタル。そんな気がする。(発売当時は、俺はまだ10代であった)
ゲイリーといえばこのアルバムでしょw 日本でかなり売れたらしいですが納得です。ゲイリーのアルバムの中で一番メロディアスでハードなアルバムです。
「ワイルド・フロンティア」の人気が高いようですけど、個人的には80年代のゲイリー・ムーアならあまり装飾を感じないこちらの方が好きです。
このアルバムでのサウンドは、純然たるブリティッシュ・ハードロックなので、
こちらの方がゲイリーにとっては、彼のストレートで押しの強いギターが映えるサウンドではないでしょうか?
G・フォースから多少時間があいて発売されていましたが、その間に様々なセッションや発売延期に
なった作品をつくり、更なる音楽性の向上に努めていたのが伺える作品ですね。なによりも楽曲自体
これまでの参加作品、リーダー作品よりもメロディアス且つ湿り気が感じられていかにも日本人が好
む楽曲が溢れ一気にメジャーになったアルバムですね。「WISHING WELL」のようなブルース・ロック
のカバーもブルース臭さが消え、いかにも80年代の作りになっています。
情熱のアフロッカ-、フィル率いるシン・リジ-出身のハ-ドなギタ-弾き!
ご存知ゲイリ-・ム-ア!
しかしこの人のプレイは気持ちいいね。押しが効いてるよね。
キャッチ-なナンバ-やカバ-ソング、バラ-ド、ゴリ押しあり何でもありのテンコ盛り!
ただ歌がプア-だよなァ〜ゲイリ-は!声が曲にマッチしているのもあるけど。
やはり数曲ほどアフロックの帝王フィルが唄っていたら更にスゴイ作品になっていたと思うんだけどね!
『名盤』!
ゲイリーらしい荒らしい音とギターリフがかっこいい『Don't Take Me For A Loser』!
美しいバラードの『Always Gonna Love You』・『Falling In Love With You』!
ゲイリー節にアレンジされた攻撃的な『Wishing Well』!
やってくれましたクラシカルなメロディーリフのマシンガンピッキングソロ爆裂『End Of The World』! ファンになったのは当然ですね!(笑)
「WILD FRONTIER」と双璧を成す傑作。82年発表。
英国産HR/HM作品の観点から観ても、文句なしに最高峰。
バラード「FALLING IN LOVE WITH YOU(邦題/思い焦がれて)」がとにかくとにかくイイ!!個人的には、あの超名曲「SPANISH GUITAR」と同等かそれ以上に好きです。
最近ボーナストラックとして収録された「LOVE CAN MAKE A FOOL OF YOU」も、なかなかの秀曲。
WILD FRONTIERと並ぶ名盤!
荒々しいミックスと相まってゲイリー師匠のギターは相当にアグレッシブ!いい音してるよ。
Key.の人(名前失念…)もかなりいい仕事してます。
I can wait until tomorrowは名曲!
↑訂正。
I can't~
でした。失礼。
WILD FRONTIERに匹敵するくらいのアルバムだと思う。個人的にはあっちの方が好きだけど、『Don't Take Me For A Loser』や『Always Gonna Love You』・『Falling In Love With You』あたりは絶品の輝きを持つ曲だと思う。
曲は100点!!!! しかしボーカルちょっと弱いかも・・・!!(ま〜 ゲイリムーアーやし!)でも慣れたらいいんちゃいます〜 笑
このアルバムがゲイリーのベストだね。(個人的に)
これ以降は変にアイリッシュ色が強くなって
オレ的にはあまり好きじゃない。
『Don't Take Me For A Loser』『Always Gonna Love You』
この2曲があるだけで、もう他の追随を許さないでしょ。
本人のヴォーカルのせいでちょっとイモ臭い。(笑)
曲は文句なしですよね。Falling Love With You最高ッス。
THRAX 2006年1月13日(金)12時14分
ゲイリーのヴァージンレコード移籍第一弾!
ここから黄金期に入っていくんだよな〜
一発目の『Don't Take Me For A Loser』からシビレます!
捨て曲なし!この頃のゲイリーはよかった。
彼のソングライターとしての成長が現われている。
HRサイドの代表曲「DON'T TAKE ME FOR A LOSER」
タイトルどうりのこの世の終わりを告げるかのような凄まじいギターソロで始まる「END OF THE WORLD」
泣きのバラード「 ALWAYS GONNA LOVE YOU」「FALLING IN LOVE WITH YOU」「I CAN'T WAIT UNTIL TOMORROW」
FREEのカヴァー 「WISHING WELL」
バリバリのロックンロールナンバー「 ROCK'IN EVERY NIGHT」
ヘビィブルーズの 「COLD HEARTED」
など、多載な内容となっていて演湊、楽曲ともに最高レベルで、彼の全作品中で3本の指に入るほどの充実度をほこる。
まさにこれは、ブリティッシュHR 史上に残る名盤。
ただひとつだけ難を言えばゲイリーのヴォーカルがまだまだ発展途上だという事くらいかな。
最近初めて入手。ここんとこのハマリモノ。自分の本当に好きだったものが甦る感じ。
BRITISH HRっちゃあこういうもんですよ。こう、基盤がシッカリしてるっていうか。
そん中で冴え踊るギターの際立ち、一本調子のボーカルも味が出る。
HRチューンの「DON'T TAKE ME FOR A LOSER」「Gonna Break My Heart Again」
「End Of The World」「Rockin' Every Night」、ヘヴィバラードの「ALWAYS GONNA LOVE YOU」、
ヘヴィリフへの仕上げが印象的なカヴァー曲「WISHING WELL」、哀愁漂う
「FALLING IN LOVE WITH YOU」、ヘヴィブルーズの「COLD HEARTED」と
流れを汲む「I Can't Wait Until Tomorrow」(>つか「Mistreaded」に似てるぞ、随分)。
これらに非の打ち所がまるでない。
とりあえず「RUN FOR COVER」以外「AFTER THE WAR」まで並べ聴いているが、
作品としてはもっとも"魅力的"であることに間違いはなかろう。
リマスターのボーナス「FALLING IN LOVE WITH YOU」のREMIXの方、
個人的にAOR仕上げでこれもなかなかGOOD。
それにしても1〜5ってみんな、"ッバン"ってドラムが始まってないか?
うなぎさんの
>それにしても1〜5ってみんな、"ッバン"ってドラムが始まってないか?
おおうけです。発売当時,このアルバムは相当に聞き込みました。
それで感じた既知感,ワンパターン。当時は言葉に出来ませんでしたが,
うなぎさんの"ッバン"って表現で,全てが言い尽くされています。
ただ,私が持っているLPが曲順が違うのか,"ッバン"は1〜5ではないです。
ワンパターンだから,このアルバムの価値が下がるかと言うと,全く
そんなことはなく,当時も今も大好きなアルバムのひとつです。
緊張感あふれる中のGaryの渾身のギター・プレーは身が引き締まる
思いです。
このアルバムの製作中にCozy Powell加入の噂があったけれど,実現して
いたら本当に凄いことになっていたろうな〜。Ian Paiceも好きだけどね。
「WILD FRONTIER」も良いけどこっちのほうが素朴で好きです
これ最高じゃないでしょうか?
バックの演奏も良いしゲイリーのいまいち音程が怪しいのも
チャーミングです
楽曲もパワーロック&哀愁フレーバーで 文句無し
好きだなぁー これ
泣きのギターが聴きたい時は、これを1番聴きます。名盤!!
私のGARY MOOREとの出会いの作品。ALWAYS GONNA LOVE YOUは最高のバラード。この曲のギターソロでギターはこうやって泣くんだということを知りました。END OF THE WORLDも最高。
ゲイリーのアルバムの中で一番好きです。
なかなかキャッチーで聴きやすいですよ。
もちろん、とても良質の曲ばかりそろってます。
ゲイリーらしい、個性的で熱いギタープレイが最高です!
そして、ヴォーカルもけっこういいんですよね〜。
ゲイリー・ムーアを初めて聴く人にもおススメ!
もはや存在が人間国宝。
僕はワイルドフロンティアーズよりこっちが好き。ポップとハードロックの微妙なバランスが新鮮だった。後の作品はプロダクション技術が向上したためか、ポップ色が強すぎ。ヘタウマなゲイリーのボーカルに豪華なプロダクションは似合わない。Don't take me for a loser(俺を負け犬と思うなよ! 邦題はなぜか 明日への旅立ち ふーん)とまさにこの人が逆境から立ち上がろうとする意思をうたう曲から始まるこのアルバムはハングリー精神にあふれている.そしてこれでもかこれでもかと繰り出されるヒステリックなまでのフィルイン、弾きまくりソロ(End of the world)と抜群のメロディのバラード(2-3曲目あたり)の中のギターソロ。ギタリストはこのくらい器用(歌は別ね これは器用とは正反対の世界)でありたいというお手本。聴くべし。
正統派ハードロックの名盤中の名盤。エモーショナルでいてテクニカルなギターも最高。
個人的に、彼のアルバムの中でも上位にランクされる好盤です。
「End Of The World」でのジャック・ブルースの参加も話題になりましたね。
アルバム前編にわたって聴ける、ノーマルのストラトの音が素晴らしい。
MCA、JET時代のガナリヴォーカルと違って余裕みたいなものを感じます。
バラードではせつなく渋く歌い上げてますね。中でも「Falling In Love With You」は
涙腺刺激モノです。
私見ですが、この人のフィンガー・ヴィブラートはB.Bキングから影響されたのでは?
親指でネックを握り込まず人差し指の付け根を支点にして掛ける、波形の短い
ヴィブラートはB.Bにそっくり。僕のヴィブラートもB.Bから頂きました(笑)。
はっちゃん 2009年5月25日(月)16時43分
アイリッシュのヤツよりはるかに良い。
アイリッシュのアレは、出来の悪い歌謡曲としか
僕には聞こえない。
実は「ランフォーカバー」が、意外と、
というか楽曲の出来が最も良い、と感じるが、
ではあれが彼のベストか、と言われると、
アイリッシュのアレと同類の、
ザートラなサウンドメイクが鼻をつくので、
はなはだ躊躇するものがある。
ゲイリーらしい情熱が素で伝わって来、
かつ「FALLIN〜」はじめ、
楽曲も充実する本作を僕はベストに押す。
↑
WILD FRONTIERを駄作扱いするとか難聴かよお前
ハードロック時代のゲイリーならやはりこれ。
人間国宝、師匠、一匹狼、様々な敬称で呼ばれるロック界の至宝。G・ムーア。
この最高のギターバカが作り上げた最高傑作が本作。
山にこもり俗世との関わりを一切捨て、孤独や欲望と戦い、一気に情念を曝け出したかのようなギター。
ゴリラ顔から吐き出される朴訥とした歌唱が弦の響きを強調させている。
正にサムライメタル… 真のギター侍の男の生き様がここには刻まれている!
1982年発表の2nd Album。
ソロ2作目にして、中途半端さのある1作目から凄まじい成長を遂げている!
当時のゲイリーは若く、演奏もテンションで乗り切ってるところもあって良い。
どこか荒く、“キレ"がありますね、テクニカルで半端ない演奏能力なんだけど、勢いがある。
ハードロックからブルースナンバーまで幅広く曲が整列されてるのに違和感なし。
泣きのギターの素晴らしさも彼の特権でしょう。
オススメは①、②、⑤、⑥です。
北欧HRの傑作!バランスの良さ、緊迫感ならこれでしょう!
当時30歳のゲイリーさん、既にカリスマ的なオーラが・・・
91点。