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STORIES TOLD & UNTOLD / BAD COMPANY
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96年のスタジオ12作目。
Robert Hartのボーカルが前作以上にバドカンにフィットしてます。
新曲のストレートなロック、憂いのあるバラードも絶品ですがリメイクされた昔の名曲を
よりブルージィに、またはよりフォーキーなC&W調に仕上げた楽曲も素晴らしい!
非常に良いアルバムですが本作でボーカル解雇・・・。

柴が2匹(会社から) 2004年1月3日(土)11時46分

ロバート・ハートが歌う第二弾。
新曲とオリジナル時代のリメイクが半々の変則アルバムだ。

前作は「原点の復刻」に徹していたが、本作はそこから1歩進み、よりバラエティを持たせている。
ポップさを感じさせるカラフルなアレンジもある一方で、モダンブルーズに肉薄する曲も飛び出す。
70年代の古い曲からバリバリの新曲、そしてカバー曲が同居し、1曲毎に異なる表情を見せていく。
これほど幅を広げていながら散漫に感じさせず、あくまで彩り豊かだ。
この巧みなアレンジ力、どれほど熟達しているというのか!
前作のような「ブルーズロック1本勝負」にも惹かれるが、めくるめく音物語を旅するのも、また良いものだ。

多彩な楽曲・アレンジに合わせるかのように、ロバート・ハートも歌唱の幅を広げ、もはや「ポール・ロジャースそっくり」だけには収まっていない。
【ココが重要だ!】
言うまでもなく、ポールは伝説的な名ヴォーカリストだ。間違いない。
そのポールをそっくりに再現することがいかに困難を極めるかは想像に難くないだろう。
ポールのように歌える事を願ってやまないシンガーは星の数なのだから。

前作においてその偉業を軽々とこなしたロバート、彼は本作で「偉・業・を・超・え・て・み・せ・た」のだ!
なんという実力、なんという柔軟性。こんなシンガーが現実世界に存在しようとは!



素晴らしい楽曲、熟練のアレンジ、タイトな演奏、あまりにも芳醇な歌。
すべてがある。
この1枚、神に感謝する。
いおっみ 2009年4月2日(木)4時6分

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