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AGHORA / AGHORA
00年発表のデビュー作品(だと思います)
実に摩訶不思議な魅力のある出来である。ちょっとトホホな女性Voにスーパーヘヴィ級の怒濤のG、何故かバカテクリズム隊。褒めればYESやRUSHのリズムにMETALLICAのGがのり、エンヤが歌うって感じか!?
曲自体はイマイチだけど、全体的にはところどころ恐ろしく耳を引くのが嬉しい。何となく最後まで完走して聴いているし、何故かヘッドフォンで眉間にシワを寄せて聴いてしまう。
素晴らしい原石、メチャクチャ上手い高校野球のショートの守備を見ているような嬉しさがこみ上げるが、なにせ存在自体が怪しい。
次が出ているなら是非探し出してみたい気にさせてくれます。
Cynic好きが嵩じてこんなん創ってしまいましたぁ〜って感じ♪
バックのインスト陣は正にCynic好きそのものやぁ〜!!!
あのCynicのエッセンスを完璧に再現♪してくれてま〜す。。。
ただ、上手いし雰囲気は充分やけど女性Voとの競演はどーやろ??
これはこれで悪くはないけど。。。。。う〜ん微妙(笑)...。
リズム隊はCYNICの人達ですので、CYNIC好きは必聴でしょうね。
この女性Vo.は下手ですけど、音楽の方向性にはあっているような気がします。
リズム隊の人がCynicの人たちだと知っているかいないかで評価がかわるような・・・。
ときには思い込みは大事だな、と思います。
ちなみに無事にショ-ン・レイナートが復帰して2nd「formless」をレコーディングするみたいです。よかったよかった。
音楽性としては、CYNICでやっていた音楽をより神秘的にしたようなもので、かなりテクニカルかつ独自の世界観を築き上げている。
逆にメタル的な部分は薄れたと思うが、リフは刻むところはしっかり刻んでいて気持ちがいい。
ボーカルはSantiago Doblesの妹、Danishta Riveraが歌っており、清純な歌声や雰囲気がより一層楽曲の素晴らしさを引き立たせている。
中でも素晴らしいのが上に挙げたSantiago Dobles(そういえば彼もバークリー出だとか)のギターであり、CYNICの大ファンだったこともあり、ギターだけ聴けばJason Gobel、Paul Masvidalそっくりである(笑)
(そのJason Gobelは#7の"Jivatma"にゲスト参加している)
よってCYNICファンにはCYNICの後釜となりうるバンドであろうし、テクニカルな物に飢えている人には凄まじく美味しいアルバムだと思う。
必聴の価値有。
