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セイレン / AL.NI.CO
アルニコ。これしかアルバムだしてなくて、そのまま解散しちゃったが、邦楽ロックでは
名盤かと。ボーカルの上杉昇はHR/HMではニルヴァーナやガンズ、メタリカ
などを好んでおり、ワンズのような音楽性とは全く別のものをやりたかったらしい。
鬱っぽいロックだが、洋楽ロックのいい所をうまく取り入れて、カナリア、晴れた終わり、
Living for myself(これは英語だけど)など名曲と呼べる曲が
収録されている。Suicide solution ではニルバーナのような
どこか明るいメロディの中に死への願望を感じさせる歌詞、と全体的に、
歌詞も曲も重い。
俺はレンタル屋で発見したが、このアルバムは本物だと思う。
上杉のボーカルもワンズ時代以上に迫力があるし。
最初からこの方向でやってたら、売れ線ではなかっただろうけど、凄いバンド
になってたかもしれない…。
超名盤!
普通に格好良いですね。
洋楽のロックアルバムにも負けないだけのパワーのあるサウンドを出しながら、日本人っぽいメランコリックな感じもあり、バランスの良いサウンドになっていると思う。
かなりNirvanaっぽい曲もありますが・・・。
間違いなく邦楽ロックの名盤!
WANDS時代の「SAME SIDE」のようなハードロック路線に、NIRVANA的なグランジの要素を多分に含んだ作風とでも言えるかも。上杉の歌唱はクリーンな声よりドスを効かせた声を多用していて、ビブラートも凄い。俺の邦楽ロックから洋楽ロックに流れるきっかけとなったアルバム。
んーアリスインチェインズみたいだ。
本とはこーゆーのヤリタカッタのね。
あきらどん 2005年1月30日(日)10時32分
『自分は根暗なんで静かな曲が多くなってしまう。ギターリフのかっこいいのをもっと作るのが課題ですね』と言っていた上杉昇が10代から作りたかった純度100%のロックアルバム!今でもこれらの曲には愛着があるみたい。
『自分は根暗なんで静かな曲が多くなってしまう。ギターリフのかっこいいのをもっと作るのが課題ですね』と言っていた上杉昇が10代から作りたかった純度100%のロックアルバム!今でもこれらの曲には愛着があるみたい。
今まで抑えられていた、上杉昇という男の持つロックスピリットが解き放たれたアルバム。
グランジを基にしつつも、哀愁を帯びたメロディーのスローナンバーが多いゆえか、どこか聴きやすい。
(普通に激しい曲もあるが。)
柴崎は「これはまだプロトタイプ」と語っていたそうで、もしこの後も続いていたら・・・と思うと悔しい。
今でこそ違う道を歩む二人の絶妙なバランスで生まれた奇跡の名盤。
色々なロックに手を出してみても、このアルバムはやっぱり凄い。
長いこと溜まってたものがあったんだろうか、物凄い濃さのアルバムだ。もちろん捨て曲なんぞ存在しない。
邦楽聴かない人も是非聴いてほしい。