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EMPIRE / QUEENSRYCHE
あんまり個人的には思い入れのないQUEENSRYCHE。
OPERATION: MINDCRIMEもそんなに・・・だし。
でもこのアルバムは大好き。タイトルトラックのEMPIREが特に好き。
93点。
ANOTHER RAINY NIGHT(WITHOUT YOU) サイコウ!
こ〜いちさんと同じく個人的には思い入れの少ないQUEENSRYCHE。なぜかジェフ・テイトのVoは苦手だし。でもこのアルバムはリアルタイムで学生時代聴きまくってました。“Silent Lucidity"が売れ線狙いとか言われてたけど、よいものはよい!彼らならではの近未来的な(ってゆうか今聴くと普通のデジタルエフェクトだったりするけど)音はそれまでは無機的なイメージだったけど、このアルバムで大分有機的になって感情を感じられるようになった気がします。
十分に実験的でありつつ、実は非常にオーソドックスな音楽性に回帰しての好盤です。
ライチのアルバムで最もキャッチーといえるアルバムでしょう!メタルリスナー以外の一般リスナーでも普通にきけるんじゃーないかなー?聞けば聞くほどはまる。
ただ聞きやすいだけではないのが彼ららしい!どの曲も彼等のオリジナリティは高い。〜っぽいという言葉がどの曲からも浮かんでこない。それは何気に凄い事じゃないでしょうかね。
このアルバムも音が非常にいいです!(BASSの音がかなりいい!)とても90年のアルバムとはおもえないほどだ!
このアルバムもまた非常に洗練されています。無駄がないのがこのバンドの個性ですね。(メタルのひとはその無駄な部分が好きだったりする)。
この頃がこのバンドの絶頂期かもしれなかった。
インテリメタルとでも言っておきましょうか。とりあえず未だに飽きないんですよね。何回聞いても飽きない。
あとRUSHに通じる物も多いような気がする。曲が似てるわけではないのですが、DRUMとか。音造りとか。アルバムを聴いていると、ハイハット系によく耳が行くんですけど、とても気持ちいい。RUSHのアルバムを聴いていてもハイハットに耳がよく行くんですけど・・。
アルバムチャート35位までいったらしく、アメリカだけで300万枚か〜・・・・・。いや〜凄い!
内容も充実していて楽しめるアルバムです。
これまた名盤ですね。このまま突き進んでもらいたかった。バラエティにとんでいてあきることがない。いろいろ実験的なことをしながら、作品として完璧に作り上げ、決してとっつき難くないところがすごい。
とっつきやすいからまずこのアルバムから聞くのもいいでしょうね。
いい曲いっぱいで〜す!
EMPIREを知らずしてライクを語るべからず。
1曲1曲にさりげなくプログレッシブな要素がよく詰まっているようにも感じます。そのさりげなさがにくい。どの曲も非常にクオリティが高く名曲が多いと思う。
発売当初、「一音たりとも聞き逃せる音が無い」といったレヴューを目にしたが、最初はそれ程の作品という感じはしなかった。しかし聞き込むうちに、ドラムのフィルインひとつ、ツインリ
ードひとつ取っても全く隙がないことに気づきました。そして、全て「等身大の人間」を最大限に表現した作品群に感動して、いまでもよく聴きます。ここから彼等はメタルから離れて行きますが、この作品のクオリティを考えれば些細なことです。僕の無人島アルバムのひとつです。
「がりがり」「ごりごり」「がしゃーん」というメタルを想定して聴いたのなら、このアルバムは「退化」だろうね。SEもずいぶん大人しくなりまして。4曲目なんかタクシー呼んでるよ、おい。
退化だろうがなんだろうがいいものはいいと思う。別に進化しなきゃいけないっていう法律があるわけじゃない。良いアルバムとは確実に言えると思う。いい曲多いしね。
特筆すべきは、「Visualが刺激される」というQueensrycheの本質はしっかり生きてる、ということ。上述の曲ような街の風景、Jet City Womanの都会の風景。これらがサウンドで表現されている。そういう意味では進化だろう。また、c scratch さんも言われてる通り、聞き込みにも十分耐え得る。というか聞き込むのが楽しい。
一言で言ってしまえば「Operation Mindcrime」+「Promised Land」/2+解り易さ。(普通の計算式の順番で解いてはいけません)
私がQueensrycheを知らない人に薦めるとしたら、まずこのAlbum。
前作よりHMな部分が落ちたせいなのか、「雰囲気力/フンイキリョク」が前面に出ていてイイ感じ。
曲、音は相変わらず緻密だが、前作ほど聴いている時に緊迫感を強いられることがないため、リラックスして聴くことが出来る。
特に4と11は、これらの曲に魅力を感じるかどうかで「HM/HRのQueensryche」が好きなのか、それとも「彼らの紡ぐ独特の音、フレーズ自体」が好きなのか、を測ることができる「リトマス紙」的な曲だと思う。
曲、演奏、音のいずれも最強のアルバム。
どんな精神状態のときにでも聴ける曲がはいっているのがこのアルバムの真にすばらしいところ。
わたしもこれは無人島アルバムです。
最初聴いた時は??これでいいのか?
と思ったが、じわじわとメロディ&ヴォーカルの良さにはまっていった。
名曲が目白押しであり、ポップなのから深いのまでバリエーションも豊富
であり、売れて当然の超名盤!!!
QUEENSRYCHE最高のセールスを記録したアルバム。
コマーシャルで売れ線だといわれているが、実はシンプルながら綿密で知的でかなり作りこまれている。音的に彼らがHMなのはこのアルバムまで。
聴くたびに新たな発見があり、いいメロディ、練られた楽曲に、何度聴いても飽きないアルバム。名盤だと思う。
それにしても、ジェフ・テイトのヴォーカルうますぎ!
さすがにマスターレベルは低いけど このアルバムの
シャープで冷たい音と空間処理は今聴いても
古さは感じない。激しくはない。でもポップでもない。
アーバンソフィスティケイトメタル
とでもカテゴライズしときましょう。
Silent LucidityとOne And Onlyの
魅力で今まで持ち続けてます。メタル耳のスイッチ切り替えて
聴けばどの曲も悪くないと思います。
オペレーションマインドクライムが最強なのは大方のヒトが認めるトコロであるが、この作もボクの中では最強やと思うッス。
ラジオ向けのキャッチーナンバーが目白押しと叩かれる評もあったが、ディミニッシュコードの響きをさりげなく取り入れるが暗くならないクイーンズライチ節は健在で、以前の作から更に都会的なオシャレな作として仕上がっていると思う。
予想を裏切る曲展開やひねくれたメロディに作為が感じられ、
当初嫌悪感を覚えましたが、実はそこが魅力でした。
今では傑作とされる前作よりも好きです。
HARRY 2003年12月17日(水)14時58分
結果的にアメリカで好セールスを記録したが、これは単なる偶然という色合いが強い。売れ線のサウンドではないし、これはあくまでも時代の後押しというフォローの風が吹いていた上での結果である。しかしこの作品も「オペレーション〜」の度肝を抜く完成度に匹敵する、濃度の高い作品である。前作「オペレーション〜」は判りやすいコンセプト・アルバムであったが、この作品もある意味僕はコンセプト・アルバムであるような気がする。前作で一度ゴールにたどり着いたバンドが、新たな道を探しているという意味では、ドリーム・シアターとも重なるが、この頃の彼らにはまだまだ野心があった。現在の彼らには一種の悟りも感じられるが、いかに評価される事がアーティストにとって大事なことかが、クイーンズライクを聴いてると思い知らされる気がする........。今聴いてもこの完成度は、圧巻である。全曲よく練られているという事実に、気がついてないファンが多すぎるのではないだろうか?
『OPERATION;MINDCRIME』ほどではないが、かなり好きなアルバムっすね〜。『OPERATION:MINDCRIME』でファンになった人は次はこれを聴けばいいかもしれないっすね。
ジェフテイトのハイトーンヴォーカルはいつ聴いてもすごいなぁと思う。この人はやっぱりかなり上手いよ。
「BEST I CAN」「JET CITY WOMAN」「EMPIRE」「SILENT LUCIDITY」が特にお気に入り。
QUEENSRYCHEの中では、間違いなく最もとっつきやすいAlbumでしょう。
皆さんが指摘されているとおり、確かにHMとしての攻撃性は大きく後退してしまいましたが、代わりに全編にわたりまさにアルバムタイトルの如く〝王者の風格〟を漂わせており、全てを包み込むようなスケールの大きさを感じさせてくれます。もちろん個々の曲自体の出来も非常に素晴らしいものばかりで、軽く名盤の域に達していると言えるでしょう。
『OPERATION:MINDCRIME』の後なので、かなり期待して聞いた当時は、聴きたい音ではなかったけど、今聴くと、多少古臭く感じる『OPERATION:MINDCRIME』よりも違和感なく聴ける作品だと思う。それは決してキャッチーさだけではなく、英国的な湿り気のあるメロディーも美しいから。
佳曲ぞろいの、これまた傑作。
これまでのHM路線とは一線を置き、万人受けする曲が並ぶ。おそらくこれは意図してこういう作風に仕上げたのだと思う。「俺たちはこういうことも出来るんだ」と言わんばかりの色彩溢れた楽曲。はたしてバンドの思惑に介してアルバムは売れに売れた。
僕としては「Another Rainy Night」は最高の曲!
現行のリマスター・バージョンには「Scarborough Fair」収録!これがまたいいんだなぁ〜!
彼らのアルバムを中でも一番ヒットしたアルバムですが、何も彼らの本質は変わっていません。
QUEENSRYCHEの中で最も聴きやすいアルバムだろうと思われる。
前作のような攻撃性は薄れたが、しかしそれが作品の質の劣化を意味するものではない。
むしろ『EMPIRE』は個々の楽曲レヴェルにおいて『Operation:mindcrime』と同質のものを感じさせる。
今作の方がスタイリッシュに絞り込まれた、とでも言うべきだろうか?
とにかく聴きやすいアルバム。
ふぁうすと 2004年10月30日(土)17時54分
彼らの中で一番好きなアルバムです。確かに聴きやすいですが、決して大衆的になっているわけではないのが凄いと思います。Della Brownとかが象徴的ですが、音楽的に広がっている感じがするのが一番好きな理由です。方法論とかじゃないです。(Promised Landは方法論的に広げた作品でしょう、いわゆるプログレ的に。)この作品はマインド、気持ちが広がっていると思います。実は、マインドを広げさせるのがヘヴィ・メタルの一流どころのミュージシャンたちが最も苦手とするところなのではないでしょうか。例えばオジーが引退まで考えて作ったNo more tearsなんかにしても、メイデンの最新作に入っているjourney manなんかにしても、みんな凄く時間と試行錯誤をへてマインドを広げる営みをやってるんだと思います。
何が難しいかって、ヘヴィ・メタルでありつづけながらマインドを広げるという両立が難しいんだと思います。HMの人たちは本来不器用だと思うので。そう、マインドを広げるには「器用さ」(本当のうまさ)が必要なんだと思います。すぐれて技術的なハードルなのでは。
当作品における彼らは全身全霊でこのハードルをクリアしています。僕はここまで金属的かつ叙情的な音世界を聴いたことがありません。
余談。他のグループの話になりますが、実に素晴らしいヘヴィ・メタルでありながら、こういうマインド的な巧さに決してたどり着けない、そこだけは本当に本当に不器用な人たちも大好きです。自らの音楽の開拓に誰よりも情熱的で、常に自らを磨き続けている人たちです。あれほど柔軟かつ貪欲なのに、「そこにルビコン川がある」とばかりに、決してそうならない人たち。Killing MachineとTurboはまさしく川岸に立っていたと思いますが。そう、かのメタルゴッドのことです。(引っ張りすぎ?)彼らのような愛しきヘヴィ・メタルがあるからこそQueensryche,Empireを僕たちはHM作品として鑑賞することが出来るのだと思います。
inoko 2005年1月23日(日)20時51分
恐ろしいぐらい濃密で、色褪せる事を知らない、
そしてメタルでありながら優れたポップスでもあるという
とんでもない作品だな。
日本でよく売れるタイプのメロハー系似非ロック
(某ゼロコーポレーションにうじゃうじゃいた系統)
のメロディが、安っぽく手あかまみれですぐ飽きるのと違い、
彼等のメロディは聴くほどに胸に染み込む。
しかも上記系統がメロディを強調するために単純な曲なのと違い、
しっかりとグルーヴが脈づき、リフが活躍する。
はっきり言ってオペレーションとは比較にならないぐらい
ハイレベルで個性的な作品だな。
Operationは紛れもない名作だが、
そのあとに続くこれも、方向性は違うが素晴らしい作品。
ここ数作品を聴くと、ああなっちゃう過程のギリギリで踏ん張って出来たのが
このアルバムではないかと思う。
とにかく音、歌、演奏、そして曲の次元が高い。
スピードチューンなんて皆無なのに、この緊張感は何だ??
2年ぶりくらいに聴きながら、しみじみ感心しています。
『OPERATION:MINDCRIME』は作品としては別格の域にあると思うので、比較する事自体が無意味。
EMPIREは売れ線と言われがちだが、曲の出来は非常に良い。
売れるべくして売れたのだと思う。
この頃のQUEENSRYCHEのような音楽は後にも先にも聴いたことがない・・・。
Promised Landと本作がこの時期のQUEENSRYCHEの完成形。
ジェフテイトのドイツ語訛りなネチッコイ英語はそれはそれで楽しめる。
高密度・高濃度なメタル作品。
でもこのバンドを知ってる人なら解ってるコトだけど、それは「クドい」とか「難解」とかそういうのでなく、ある意味「深淵」とでもゆーか。
僕的には身心共に委ねて聴くべき高尚なHM。
HM/HR界の「至宝」である前作「OPERATION〜」と比べると曲は幾分キャッチー。
実際売れたんですよね、コッチは(日和ってるとかそういうコトじゃないです)。
このアルバムも完全無欠のクオリティ。「Best I Can」「Silent Lucidity」・・・もぉ最高です。
しみじみ聴かせるメロディアス & ドラマティック・サウンド。ヘッドホン使用をオススメ。
とても好きなアルバム。質感としては「OPERATION〜」より好きですね。
都会的なメタルってカンジ。
細かいところまで良く練ってあるなと思います。
先に『PROMISED LAND』を聴いていて、内省的で難解な曲を書くバンドというイメージを持っていたので、コマーシャルなメロディにびっくりしました。
このバンドは、アルバム毎に雰囲気がガラッと変わるところも大きな魅力ですね。
特に好きなのは、「BEST I CAN」「JET CITY WOMAN」「ANOTHER RAINY NIGHT (WITHOUT YOU)」あたりです。
あまりメタル臭さがなくて、独特の雰囲気を持った作品なので、前作までと比べると、メタル耳には少し違和感があったりするんでしょうか?
あまりメタルが好きじゃないっていう人に初めにすすめてみるのも良いかも。
昔の典型的メタル・ファッションの頃の彼らの写真を見ると、まさかこんなに洗練された音楽を演るようになるとは思えませんね。面白い。
実験性と大衆性が高い次元で融合した、高品質の逸品です。
「OPERATION」然り、「PROMISED」然り、
彼らのアルバムは知性や難解さを過剰に主張して嫌味になったりあざとく感じる傾向があるのだが、
このアルバムはクールで隙の無い音でありながら分かりやすく、深みや温かみも感じられる。
どちらかというと異色作なのだろうが、この路線でしばらく行ってほしかった。
viddy 2005年11月9日(水)20時44分
この作品もとても嵌りました。"The Thin Line""Hand On Heart"が特に印象的でした。単純な曲だけど殺傷力ありますね、怖い。そこが最高。
なんていうか彼らの他の作品に比べて都会的で垢抜けた感じが一番強い作品だと思います。妙なメタル臭さがないのでメタルを聞かない人にも薦められそうな作品であるけど奥が深い・・・そういった作品です!
巷で噂のMIND CRIME 2を聴いていたら、なぜか無性に聴き返したくなって。文句なしにいい作品です。とくに思い入れの深いjet city womanは、聴くたびにボーイングシティー・シアトルを思い出すんです、うんうん(今のシアトルは大都会?)。HMと肩肘を張らないで聴くことで、QRというバンドがどういう意思を持ったバンドか、なんとなく見えてくるようなアルバムではないかな?それにしてもMIND CRIME 2、ハマりますね〜。
カウガール 2006年4月12日(水)22時56分
メタルをここまでポップス化できるのって凄い。
ジェット・シティ・ウーマンからデラ・ブラウンにつながるところなんていかにもプログレッシブで良いですね。。
「Silent lucidity」が素晴らしい。ピンクフロイドの影響を感じる。
勿論アルバムも高品質な傑作である。この頃が絶頂期だったのかな。
オペレーション〜は、あまり好きではなかったが、この作品はとても良い出来だと思います。プロミスト・ランドに近い作りですが、こっちの方が完成度が高いです。最高セールスを記録しただけはあります。なんか、このバンドを聴いていると、なぜか和みます。ジェフ・テイトってドイツ人だったんですね。
追記ですが、このバンドはプロミスト・ランドまでだと思っています。その後の作品はオルタナ、グランジ路線になってしまい、音質も悪く、別物になったからです。お勧めは、オペレーション〜プロミストまでです。この頃が一番全盛期で一番セールスを伸ばしました。メロディが良い。音質も良い。しかし、個人的には、ジューダスのようなファーストミニアルバムが好きだったりします(笑)
前後の作品が、あまりにも個性的なため、普通に聴こえるけど、普通じゃない。うらやましいぐらいの才能です。
前作と方向性は違うがこれも名盤です。プログレといっても難しくなりすぎないところがいい。
前作よりも1曲1曲の出来はこちらの方が上でしょう。
特に「Best I can」は良いね。