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TALES OF CREATION / CANDLEMASS
あれ、この作の登録はナシですか。意外だ。
ジャケも宗教色が濃くなり、非常に神々しい。
ドゥームテイストは保ちつつ正統派なHMを堪能できる。
この作がCANDLEMASS初体験だったせいか、思い入れは強い。
当時、リリース時(アナログだった)は、この作品が「NIGHTFALL」より好きだった。しかし、今聴くと、やっぱり、「NIGHTFALL」の方がプロダクションがいい。楽曲は、こっちの方が素晴らしいと思うけれど。
だけれど、このアルバムによって、へヴィ・メタルの特に様式美的な部分が全て理解できてしまったことで、それ以降もメタルを凄く愛してはいるけれど、音楽的に影響を受けることがあまりなくなってしまった。
逆に言うと、完成度がとても高い作品ばかりだったのである。CANDLEMASSは。
これしか持っていない。なるほど、これがサバスの継承者か。意味は良く分かった気がする。サバスにも暗黒美(N.I.B.等)が見えていたからこれもありであると思っている。しかし、暗いね〜。
作品を重ね曲の完成度が上がる度にどんどん音が薄っぺらくなっていくCANDLEMASSの4th(1989年リリース)。
SEやナレーションで曲を繋いでコンセプト色を上手く演出したアルバム。
メサイア・丸コリンのヴォーカルが淡々としているため、2nd『NIGHTFALL』のような迫力が感じられないのが残念。
もちろん曲の出来は素晴らしいので、ドゥームメタル好きなら必聴。
にしてもメサイアは太り過ぎ。
「お前は球になろうとしているのか!」と思うくらいに太っている。
イヌスケ 2005年11月13日(日)13時15分