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DECHRISTIANIZE / VITAL REMAINS
ベントンさんの迫力にやられました(泣
デイブ鈴木さんがベース、ドラム、ギターを担当してるらしく執念を感じました!
一曲、一曲は長めですが色々展開が練られていて楽しめます。
あとメンバー写真みんなそこら辺の格闘家よか強そうです(笑
一曲10分近くあるので長いように思われるが、意外とそうは感じない。
やっぱベントンのVoは迫力あっていいね。
5th。トニー・ラザーロ、デイヴ・スズキに加え、グレン・ベントンが参加。本作で彼等は究極の進化を遂げた。以前と比べ、猿と人間程の差がある。本作を聴き終えた俺は、「MORBID ANGELの作品群と肩を並べる名盤だ」と素直に思った。(誉めすぎか?)かなりグレイトな1枚。日本盤出さんかい。
流麗なギターソロがあちこちに散りばめられ、デスメタルにもかかわらず、展開のカッコ良さや美しさにKOされまくり。(つっても、メロデスみたいに甘くない。曲の破壊力は純度100%デスメタル)ちなみにBURRN誌では本作のギターソロを、「トレイ・アザトースとアモット兄弟とピーター(VADER)の中間にいるかのようなメロディアスなソロ」と紹介しており、点数は85でした。
曲が素晴らしく良いので、1曲1曲の長さが全く退屈じゃない。むしろ、もっと長く聴いていたい衝動に刈られる。
さて、グレン・ベントンのヴォーカル。DEICIDEと比べ、気合いが入ってると言うか、アンチクライスト系デスメタルの始祖としての意地と言うか、遂に人間を辞めて魔界に足を踏み入れたと言うか(その証拠に、写真では眼が紅く)、実に良い仕事してます。個人的にはDEICIDE3rd時よりも凄まじいかと…
凄まじいです。
1曲目のイントロを抜かすと1番短い曲でも5分44秒、1番長い曲が10分って、
ハイスピードな激烈デスなのに考えられない長さです。
長いがダレることはまず無い、1曲の中の波がデカイから飽きないです。
つーかデカすぎ(笑)、ヘヴィリフの超速ブラストからいきなりメロディアスな展開になるので、
慣れない人、体が弱い人には毒です(笑)
しかしデス好きなら絶対好きになると思う、買ったほうがいいです。
こうやって書きましたが、一言で感想を言うと、
『グレン万歳!』(笑)
いやあ、こいつはいいですね。
すべてが素晴らしいと思う。暴虐性と邪悪なフィーリングの二つとも完全に両立してます。
展開もすごく練られていて、いきなり物凄く美しい高音のリフ(メロデスなぞより泣ける)が入ってきたりして飽きません。
それにしてもデイヴ・スズキは凄いですね。これだけ気違いじみたブラストをたたいて、ベースも弾いて、扇情的でありながら物凄くテクニカルな速弾きやスウィープをギターで決めると。変態だ。
ベントンのデス声も曲に完全にマッチしていると思う。