CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
THE DREAM OF THE BLUE TURTLE / STING
85年発売だから、すでに20年近く前のアルバムになるが、未だによく聴くアルバム。
The Police活動停止後、NYのジャズ/フュージョンのトップミュージシャンをメンバーに起用し、ソフィスティケイティッドされた音作りと社会派メッセージを中心に据えた感のあるStingの1stソロ。間違いなくこのアルバムでロックと呼ばれる音楽は一歩進歩したと思う。
5年も経たないうちの冷戦の終焉を未だ知らないだけに、社会的メッセージは米ソ対立に集約されていることに時代の流れを感じますね。
それにしてもケニー・カークランドのKeyとブランフォード・マーサリスのSaxは何度聴いてもよい…。
楽曲の良さはもちろんですがSTINGの歌唱力が素晴らしい。
何度聴いても心が洗われるような感動を覚えます。
名盤と呼ぶのにふさわしい絶対オススメのアルバムです。
大吉366 2004年9月13日(月)12時43分
当初聞いた際はジャズの人になってしまったとの印象のみでロック的ダイナミズムを求める側からすると退屈に思えたが聞き込む内にジワリとよさがにじみ出る。一流のバックをSTINGが見事に指揮した作品。それにしてもおだやかなサウンドとは対照的な歌詞の激しさには驚かされる。この部分はいまだ彼がPUNKを引きずっているのかと思わせる。