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GRAND WAZOO / FRANK ZAPPA
1973年発表。HotRatsとともに初期ザッパの最高傑作といえる。全体にブラスセクションを大胆に導入しているが、大仰な感じはしないのはアレンジのうまさ。(4) "Eat That Question"ではアイズレーダンバー(Dr)とジョージデューク(Kb)の火の出るようなインタープレイ(!)が展開されている。捨て曲が全くなく、Jazz Rockとはこれだ!、という感じ。
私にはコレが初ザッパだったのである。
中学二年生で始めて聞いたが、その時は、全く何が何だかわからなかったのが懐かしい。
今はかなり聞き込んだせいか大分理解出来るようになった。
エインズレー・ダンバーはこういう事やったからこそ後に引っ張りだこになったわけだが、
こういう事をやったからこそ一つのバンドでは満足出来ずにコージー以上の渡り鳥となったのだろう。
ザッパバンドは門下生の活躍まで気にしていくと非常に楽しめるのが面白い。
そのあたりはインギーの"部下"とはまた違うのだね。
最高傑作。
この豊かさ、深さは奇跡に近い。