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BORN TO DIE / GRAND FUNK
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76年発売のスタジオ10作目。
『アメリカン・バンド』以降、キャッチャーでPOPなHRを前面に出してきた彼らですが、本作も
更に幅広い音楽性を披露しています。全体的にHRアルバムというよりウェスト・コーストやサザン・ロック
の影響も感じられる楽曲やAORのような洒落た雰囲気の曲までありますが、当時、米国ではKISS、
エアロ、BOC・・・等のアメリカンHRブームが席捲しているなか、HRらしからぬアルバムを発表
した為、チャート的には失敗、しかし、曲自体は悪くはないですよ。
柴が2匹(会社から) 2004年2月7日(土)19時3分

70年代前半から中半のアメリカンハードロックを代表するGRAND FUNK RAILROADは前期と後期で分けられていることでも有名。ちなみに本作は76年リリースの10THアルバムとなる。ちなみに本作は商業的には失敗してしまい、解散の引き金となってしまった。
その本作の肝心な内容を軽く説明すると、これまでダイナミック且つヘヴィなアメリカンハードロック色が強かったが、前作ではさらにポップな要素を意識し、本作でさらにそれを押し進めたような内容で、悪い言い方すればこれまでよりもハードロック色が薄まってしまった。本作のオープニングの(1)は哀愁漂うソフトロックナンバーであり、個人的には聴き応えがある、(2)も(1)と同様とも言える内容でこれも聴き応えに関しては申し分ない。シングルカットされた(3)はカントリーポップ色が強い聴き心地が良いナンバーだ。また(4)(5)は落ち着いたバラード風ナンバーだ。やはり全体的に見ると哀愁漂うソフトロックナンバーや、ハードロック色が薄いロックナンバーが多いが、ハードロック色はこれまでよりかは少々薄いがあおおぷテンポなロックナンバーの(6)や本作の中では最も彼ららしいハードロックナンバーの(8)なども収録されており、完全にハードロック色が薄まってしまったわけではないようだ。むしろバラエティー面を重視しすぎたといった方が正解かも知れない。個人的には聴き応えは十分だで内容的にも大きな不満はないものの、GFRらしさが弱い印象が否めないのが残念だ。しかし内容的には決して悪くはないので聴く価値は十分にある。

評価92P(内容には問題いが、GFRらしさは薄い)
エガラー 2010年7月4日(日)16時23分

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