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SOMETHING TO SAY / JOSHUA
前作「INTENCE DEFENCE」は88年。
その後MPIREを結成。そのアルバムはアメリカンハードではあったが、“センチメンタル"な部分がほとんどなかった。
もうJOSHUAはとっくに解散したと思っていた。
2001年突然新作を発表する。
購入時に裏面を見てビックリ。
PRODUCED BY KEITH OLSEN
ついに来た!!!!!一流プロデューサーだ。
さて1曲目から締まった音だ。キレがよい。
でもなんか聴いた事ある・・・。前作「INTENCE DEFENCE」収録のバラード“Remembering You"の再収録だ。
JOSHUAは楽曲重視のバンドだ。過去3枚どれも哀愁に満ちた素晴らしい楽曲を提供してくれた。
キース・オールセンはその楽曲をAOR風味に作りあげた。今までで一番ギターの音が少ない。
彼のギターのファンには不満だろう。しかしこれはこれでOK。
あのチープなプロダクションですら、あの質の高い楽曲。キースの手によりワンランク上に作られた。
ROCKファンには退屈かもしれない。しかしこの作品は、JOSHUAメロディーの完成系なのかも知れない。
このアルバムはメロディアスで落ち着いた作品である。なんかジェフリアに近い作風。