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FEAR NO EVIL / GRIM REAPER
85年発表の2ndアルバム。
2年前に発表した前作と内容は殆ど同じ。
若干曲のバリエーションが広がった感はありますが、お約束の如くソロでピロピロとライトハンド奏法をかますギター、終始血管ブチ切れの超絶ヴォーカルなど、基本的に1stの延長上です。
そう、どれも大して変わりなし。しかし、そんなことGRIM REAPERには関係ないでしょう。正統派サウンドにスティーヴの渾身のハイトーンヴォーカルが乗ればそれで文句なし!!
飛び抜けて素晴らしい曲というのはありませんが(ヴォーカルは常に凄いけど)「FEAR NO EVIL」「NEVER COMING BACK」における胸の高鳴り、これは特筆モノ!!
まだGRIM REAPERはこのアルバムしか持っていないけどどの曲もカッコイイ
やっぱボーカルが良いのかな
パワーメタルが好きな人には良いアルバムだと思う
NWOBHMを代表する名盤『SEE YOU IN HELL』と、GRIM REAPERの最高傑作として名高い
3rd『ROCK YOU TO HELL』の間に挟まれて、イマイチ影の薄い'85年発表の2ndアルバム。
最近、リマスター再発されたのを期に初めて購入したのだけれど、パワーと湿り気を備えた作風は、
「これぞブリティッシュHM!」といった魅力に満ち溢れ、上記2作と比べても決して聴き劣りするレベルの作品ではない。
叙情バラードやドラマティカルなナンバーを排し、力押しに終始する本編の流れはやや単調だし、
たった9日間でレコーディングされたというサウンド・プロダクションも(相変わらず)貧相だが、
ヴァイキング風のPVも作られたアルバム表題曲①、フックの効いた歌メロが強力な②、勇壮な⑧といった楽曲を筆頭に、
シャープに疾走するリフ&リズムの上に、心の内なるメタル魂にポッと火を点される、スティーヴ・グリメットの
雄々しく伸びやかな歌唱が乗っかった楽曲の数々は、前作のスマッシュ・ヒットで波に乗るバンドの勢いが
如実に反映された仕上がりで、問答無用のカッコ良さを誇る。
『SEE YOU〜』や『ROCK YOU〜』が気に入った人なら、当然のように本作もマスト・バイ。
音のこもり具合とは裏腹に曲が素晴らしすぎ!