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CRUELTY AND THE BEAST / CRADLE OF FILTH
初めて聴いたシンフォブラック。
散々いろんなアルバムを聴いてきて一番怖かったのがこれ。
ホラー映画なんて観る必要がなくなる、というのを音楽CDでやってのけた。
是非聴いて欲しい。
よくホラー映画とかに比喩されたりするけど映像メディアと比較しちゃいかんでしょ。とはいえ、ストーリー性を重視したドラマティックな展開はなかなかのもの。リズム隊がアホみたいに(中途半端な)ブラストかましてるだけってのが(-_-;)って感じだけど。しかし、Daniのボーカルの前にはそんなものはすべて吹っ飛びます。もはや人間の声域を超えたようにも思える高音絶叫ボーカルは凄まじいです。さらにすごいことに実にさまざまな声色を使い分けたりしています。彼のカリスマ性といいこの手のボーカルではトップクラスの実力の持ち主でしょう。ブラックメタル未聴の人はぜひどうぞ。おすすめです。
それまでメロデスまでしか聴いていなかった俺がCRADLEを手にした時、
それはそれは新鮮だった。低音シャウトのお約束にうんざりしていた俺だったが
まさかここまで高音域で悲鳴のごとくシャウトするなんて・・・。
世間様ではコレが彼らの最高傑作とするところ。ただドラムの音が最悪。
スネアなんてチポチポ言ってて(特に②)軽すぎる。不協和音のごとく髪も逆立つ(笑
まぁそれは言いすぎかもしれんがもう一回ドラムだけ録り直して欲しいよね。
VENOMのカヴァーもカッコいいしメイデンのHALLOWED BE THY NAMEのカヴァーは
最初、マンソンか?って感じがした。ジャケのアートワークが素晴らしい。
ジャケと歌詞はかなりキモいがシンフォブラックの最高峰です。ヴォーカルは格段に前作より実力があがっています。美しくも激しく、曲展開もドラマチックです。ただ、コンセプトアルバムのせいか曲構成が複雑すぎる上、一曲一曲がかなり長いので初心者さんにはまったくお勧めできないと思います。でもディムボガ-やエンペラーよりは分かりやすい気がしますのでこれが駄目な人はシンフォニックブラックメタルは向いてないかもしれません。
衝撃でした。
このアルバムはまさに〝聴くホラー〟
恐ろしく美しいです。
強烈なのが聴きたい人はお勧め。
まさに断末魔というべきボーカルは唯一無二。
一度ハマッたらなかなか抜け出せないでしょう。この耽美的世界からは。
ここまで素晴らしいコンセプトアルバムは普遍的なロック界においても、そう簡単には見つかるものではないでしょう。何よりも視覚的効果が凄い。歌詞を読みつつこの音を聴いていると、エリザベス・バソリーの残虐で呪われた生き様が頭に浮かんできます。
耽美、恐怖、激烈が絶妙にブレンドされた傑作です。
皆さんが総てを語っています。語って無い一言を、この一枚で充分堪能しましたので、あとは要りません。
IRON MAIDENのカヴァーは、本家よりこちらの方が好きです。余り古典趣味で無いので・・。
初めて聴いた時はかなり怖かった。でも、何が怖いって何度も聴いて居る内に、怖さを感じない自分がコワイ。
ホラーメタル!!!!
私はデスやブラックなどは全く聞きませんが、Cradle of Filthだけは別です。
特にこのアルバム!!もしかしたら史上最強のコンセプトアルバムかもしれません。皆さんの言うとおり、本当に一本の映画を見ているようです。
そして、ボーカルです。あのハイトーンボイスはもはや人間の声ではありません。正当メタルを聞く時に立つ鳥肌とは違う、恐怖感による鳥肌が立ちます。寒気がしました・・・・。
ジャッキーさんの言う通りです!素晴らしいクオリティ誇ります。ありゃヒト科の声ではありません。もしよければニューアルバムもどうぞ。かなりキてますから。
うう…怖すぎです。
クレイドル・オヴ・フィルスと言えば、ブラック・メタルとはいえ悪魔崇拝などの真性の奴らとは違い、エンターテイメント性の高い売れ線バンド…などと思っている人にはこのアルバムを。
メンバーが犯罪に走るようなプリミティヴ・ブラックの奴らのアルバムよりもこっちの方が恐怖を感じます。つくりものの恐怖と言えばそうですが、ホラー映画や小説だってつくりものだけど怖いですからね。
題材が若い娘の生き血を浴びて若さを保とうとしたエリザベス・バソリー(バートリとも言いましたっけか)伯爵夫人ってだけでも震えがきます。しかもアルバム1枚丸ごとそれ。(ボーナス・トラックのカヴァーも拷問器具アイアン・メイデンに引っ掛けた?)
血の浴槽につかってるジャケからしてヤバすぎ。『鬼女と野獣』って題は少し笑えますが…。
美しくも邪悪な雰囲気に満ちた演奏、常軌を逸したダニの多彩で独特なヴォーカル・パフォーマンス。妖気を漂わせるまでの美と残虐性の対比……極上の暗黒芸術です。
しかし気軽には聴けないなぁ、このアルバム。凄いけど聴く頻度は低いです。夜にホラー小説を読みながらなんて聴けない〜。
うにぶさん
>気軽には聴けないなぁ、このアルバム。凄いけど聴く頻度は低いです。
クレイドルの聴き方も私と合っているみたいで↑うにぶさんのダートラ のThe Minds eyeの書き込みも見たらお奨めしたくなりました。
3rd に次ぐミニアルバム「FROM THE CRADLE TO ENSLAVE」の5曲目「PERVERT'S CHURCH」を聴いてみて下さい。
ダートラ の「ARCHETYPE」よりハード感はやや弱いけど、ダンサブルなテクノ・インスト曲です。
2ndのリミックス・ヴァージョンと思われますが(私は2ndは持ってないので)。ドラムも打ち込みのようです。
3rd よりミニアルバムを良く聴いたものでした。この方向性で出てたら即買です。
>ヴィレさん
お〜、それは面白そうですね。しかもANATHEMAのカヴァーまで入っているというではないですか。これは買わねば。
そう言えばSISTERS OF MERCYの曲もカヴァーする彼らのこと、ニューウェーヴ系ゴシックの打ち込みビートに抵抗がないなら、テクノ系もいけるわけですよね。これからますます面白いバンドになってくれそう♪
中古でたまたま見つけて買ってみたのですがなんですかこの声は(笑)
でも不思議なことに慣れてしまうと癖になりますね。
あと個人的にはアンジェラ嬢よりも女性的に感じました(笑)
なにげに彼らの曲よりカバー曲のほうがかなり気に入ってます。こっちの路線できてくれたらもっと好きになれそうなのですが。
私はどれだけカッコいい瞬間を出してくれるかってのが楽しみでメタル聴きます。音楽は音楽でしかありえないからストーリーがどうだろうと聴いて怖いとかいう感じは全くしないけど、このストーリーの作りこみはこれだけで凄いアートだね。訳詩読んでるだけではまあ漠然とした雰囲気しか味わえませんが、世界観が伝われば十分です。全体的に音が軽いのは最も重要な音の説得力という面で聴いて楽しむには不満もあるけど、(音のいいDamnation〜とかの方が聴く頻度多かったりする。)メロディーセンスはとてもいいし、メタルしてます。彼らに興味があるならとりあえず必携なんですかね?
このアートワークのバソリー役のモデルさん?
CD開けたり取ったりする度にいい味出してて
気に入りました。それだけでも持ってる価値はあるでしょう。
↑同上。
コンセプトアルバムとしても最高級の価値あり。
もっとも、そういうところから色物と見られがちだけど。
ドラムの音は軽くテケテケ、しかしそれを補って余りあるVoの奇声(待)、アルバム全体としてはちょっとだれてくるけど、個々を聴き込むとそれは味がある。
耽美なシンフォブラックこういう雰囲気が好きならば、満足できるはず。
このアルバム、無茶苦茶評価が高く実際格好良い曲が多いのだけれど、こういったジャンルに手を出すにあたって一番初めに聴くものとしてはそぐわないと気がする。
「MIDIAN」以降の音源の方が音像がはっきりしていて、Daniの絶叫や荘厳なキーも分かりやすいと思う。何より②で特に顕著だけどこのアルバムではDaniはストーリーテラーに徹していて、雰囲気は凄いのだけれど分かりやすい狂気を求めるなら以降の物を聴いたほうがいいと思う。
それから、折角のコンセプト・アルバムなのに対訳が分かりにくいのもちょっと…。「not unlike(二重否定)」を単に否定で訳してたり、どこかズレている感じがする。なんかけなしているようだけれど、本当に名曲そろいなんですよ。ただ初めて聴くものとしてはやや分かりにくそうだと思うだけで…。
自分の解釈では、このアルバムのストーリーは①=オープニングSE、②=忍び寄る悲劇の予兆を表した曲、③=残虐行為に目覚めるエリザベス、④=エリザベスがバソリー家の伯爵夫人に、⑤=SE、⑥=権力を手にしたエリザベスが更なる残虐行為に、⑦=エリザベスに遂に罰が下り死亡、⑧=物語の総括とエリザベスの独白、⑨=SE、⑩=死して尚荒れ狂うエリザベスの怨念、と解釈してますがどうでしょう(全く違ってたりして…)。
⑨で終わってもいい感じなのにたたみかけるようでいて荘厳なリフを持つ名曲⑩で締めるのも格好良いと思います。自分のなかでは間違いなくこの⑩がキラーチューン。ただ、そこまで集中力が続くかどうか(笑)
初めて(だったと思う)聴いたブラックメタルがこれ。
やたらパタパタいうドラムが気になったけどいい曲揃ってますね。
英国的なメロディセンスやリフの丁寧な作りがいい。
ブラックというより良質なスラッシュメタルを聴く感覚ですね。
芝居がかっているところとか、変わった声で無理矢理歌詞を詰め込むところがSABBATに通じるものがあって好きだな。
こわくてねむれんのやけど。
どうも音質が軽い気がしますねぇ…ヴォーカルはイイ!よくマネしましたよ!超高音デスヴォイス!!ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ーーーーーーーーーーー!!!(笑)アイアンメイデンのカヴァーもイイ!カラオケではこの声で歌います(笑)。
ジャケもイイですね!こういうの、好みです…!
うーん、久々に聴いたが、やはり異常だなコイツは(笑)
エリカさん、この声が出るとは、只者ではありませんな。俺もMARDUKなら出るんですが・・・
98年発表の3rd。
安易にホラー映画を観るよりも遙かに怖いです。
そしてDani(Vo)の声は本当に耳に痛い。
<音質>のコトを除けばもう文句のつけようが無いですね。
なんつーか、もうこのボーカルは絶叫なんていう生易しいレベルじゃないですね、歌いながら血ぃ吐いてるんじゃないかと他人事ながら心配になっちまうほどです(笑)
まぁ、ソレ抜きにしてもゴシックで退廃的なムード満点な妖しいサウンド、おどろおどろしいリフと意味不明な歌詞(汗)
人によっては受付ない音かもしれないけど一度はまると病みつきになること請け合いですよ(いや、マジで)
昔学校にHR/HM好きの先生がいまして、ヘヴィメタル方面に興味があるのでCDかして下さいといったらこれをかされました。HR/HM初体験でした。聴いてみたら最高でした。
これは「聴くホラー」だ!!
初めて聴いた時は衝撃を受けるはずです。
HR/HM好きにもたまらない曲があるけれども
敢えてHM/HRというカテゴリに囚われずに聴いてほしいアルバム。
とにかくこの世界観に浸ってほしい!
彼らにしか成すことが出来ない、Cradle of Filthという名のジャンルだと思います。
>昔学校にHR/HM好きの先生がいまして、ヘヴィメタル方面に興味があるのでCDかして下さいといったらこれをかされました。
めちゃくちゃセンス良い先生ですね。
ファッカー 2004年6月10日(木)13時58分
狂気の世界。素晴らしすぎです。彼らの最高傑作。
このアルバム良いですね〜。普段ブラックメタルとか聞いても途中で寝てしまう私ですがこれは最後まで聞けましたねえ。
音楽的には非常に素晴らしい!!シンフォニックで荘厳さを出し、ギターはメロディを刻み、ドラムは曲の緩急を操作し、ベースは邪悪な世界の土台を支え、人間の喉の限界を超越したヴォーカルはこの恐怖世界の語り部となって独特の恐怖劇場を繰り広げる。
なによりも驚嘆すべきはやはりダニ・フィルスのデス/ブラック・ヴォイス。メタル・ゴッド/ロブ・ハルフォードに「世界で最もクレイジーな声の持ち主」と言わしめたその声はこの世界を描き出すのに必要不可欠な要素。金切りデス/ブラック・ヴォイスから低音デス声まで実に多彩な叫びを響かせている。これぞ唯一無二!まぁ、正直、最初に聴いたときは拒絶反応が出なかったわけじゃないが…。デス声は普通に聴けるようになってたんだけど…。けど、もう慣れた。
曲自体のドラマ性も素晴らしく恐怖感を煽る楽曲群は見事。SEも効果的だ。有名な(?)喘ぎ声が聴けるものこのアルバムだ。
音楽的にはまさに傑作と言えよう。
ただ、評判通り音が悪い!ギターもショボイがドラム!なんじゃこれは!?はっきり言って音楽の魅力を損ねている。
しかし、それでも十分魅力的な音楽の内容はやはり圧巻。これがもし良い音で聴けたらと思うと…。なんとも惜しい!
学校の校内放送で一度、流してみたい(特に③,⑤,⑦,⑩,⑪あたりを)
苦情は来ると思うけど・・・
ドラムの音質はショボイですが、この恐怖と悲しみに満ちた世界観は癖になりますね。
ダニの絶叫が本当に悲しく聞こえます。
イントロから2曲目にうつる部分がかなり好きですね。
ボーナストラックもGOOD!
クレイドルの中で1番好きなアルバム。
なにより最近のアルバムのダニの声より、このときのダニの声が1番好きです。
シンフォブラックとか、というかブラックメタルってあんま聴かないのだが
これは物凄く格好よくって、すっかりハマってしまった。
ストレートな曲調ながらも、そこに描かれている不気味でおどろおどろしい世界は充分堪能できる。
夜には聴けない…怖い、恐ろしい…。
我慢できずにヘッドホンで聴く……。
『……………………………………!』
ほら、貴方の後ろに…………………。
怖い…
ダニのパフォーマンスと雰囲気は最高にいいしボーナストラックも◎なのに…
音質は最悪…中低音を上げて爆音で聞けば少しは軽減されるが…
名電のカバー聴いて手を出してみたけどすごい。つかダニの声は聴くと逆に落ち着く。うるさいだけじゃないし。
panda 2005年10月13日(木)12時30分
最高です!このアルバムは間違いなく買いです!損はしないはず!
さぁ買って聴き込みましょう(笑)!
↑にも書かれてありますが、これはもうブラックじゃなくてCRADLE OF FILTHというジャンルとしか言いようがないです。
この英国的な湿っぽさはブラックメタルじゃない気がします。
ドラムの音が軽すぎるのが何よりの難点ですが、それ以外は素晴らしいです。
シンセとかガンガン使う、ゴシックホラー映画メタルともいうべき名盤です。
メタルの奥深さを知るのにはうってつけですね。
素晴らしいコンセプトアルバム。ホラー好きには堪らないサウンドがたくさん詰まっています。曲もSEを使ったり、女性の声優(歌手?)を使ったりしてエリザベス・バートリーの人生を聞き手に想像させる素晴らしい楽曲が並ぶ。8曲目の組曲なんか聴き応えたっぷり!メイデンのカヴァーも特に違和感はない。コンセプトアルバムと言っても音楽的には聴きやすいのも特徴。メイデン風のツインリードとスレイヤーの疾走感が盛り込まれてる曲が多いので、ダニの声さえ免疫があれば正統派HMとしても聴けると思う。
そのダニの声は一見一本調子そうに聞こえるけど、実は幅広く低音から絶叫まで上手く使ってると思う。このバンドの個性はこのチビ(笑)のどっからあんな声が出てんだ?と思わせる彼のキャラクターによて築かれているころが再認識できる。
ドラムの音は皆さんが言われるようにかなり悪い。ドラムマシンみたい(苦笑)。ニコラスは確かこのアルバムの後で脱退したんですよね?だとするとダニの逆鱗に触れるような事をしたからこんなサウンドになっちゃったのかな?その反面ギターとキーボードのサウンドはやたら良い(笑)。ベースは今一つかな・・・。
ところでこのバンドってブラックメタルって言われてるけど、そうなんですか?別にキリスト教とか批判・・してないよね?個人的にはホラーメタルなんですけど。
エリザベート・バートリーというハンガリーの王妃の人生を描くコンセプトアルバム。なんでも少女から血を絞り血の風呂に浸かったというヤバイ人です。
一歩間違えればギャグとしか思えないクレイジーなVoと絡む劇的なサウンド。正に芸術です。もはやアートメタルと化しています。
是非、一度は聴いてみてください。衝撃ですから(笑)
寝坊メタル 2006年3月31日(金)14時53分
発売された当時、前作「DUSK AND HER ENBRACE」を崇め奉っていた私は、「泣き」どころか「哀愁」すら薄いこのアルバムの楽曲群とパタパタドラムに心底絶望、2度ほど聴いた後「大駄作」の烙印を押して部屋の奥に封じ込め、その後、このバンドを思い出す事は、最近までなかった。
改めて聴き直してみると、「シアトリカル・デカダンス・ドラマ」ではないが、「ドラマティック・ダーク・スラッシュ・メタル」としてとても楽しめた。疾走感に重きを置いた作風で、その疾走感を失わないようにして、装飾もドラマも付随しているように感じる。全編スラッシーでメタリックな快感で構成されており、翻って、前作はプログレッシブなアルバムと言えるのかもしれない。
哀愁はないが、その分恐怖と不穏が際立っているわけで、それはつまり、このバンドの幅広い表現力の証左だったのだな、と今更反省した次第です。輸入限定盤だけ取っておいて良かったと思うし、このサイトの存在を知って本当に良かった。
今度また、MIDIANから買い始めようと思います。
ジャケットをじっと見つめていたら、何か取り憑かれそうな感じ
ダニの声は相変わらずキショくて(褒め言葉ですよ)素晴らしい!
あと、叫び声と喘ぎ声で構成された5に爆笑した
キャッチーだという評判をよく聞いていたので
どんなのかなと思っていたんですが、
一応、ブラックメタルっぽい部分もありますね。
ブラックメタル的なものはまったくないものを
想像していたので意外でした。
ダニの声がとてもいいですね
彼らの最高傑作との呼び声高い3作目のアルバム。エリザベス・バソリー伯爵夫人を題材にしたコンセプト・アルバムで、完成度は実に高いと思う。個人的に彼らの作品中、最もホラーな雰囲気のするアルバムであると感じる。彼らの持つ、独特なヴァンパイア・ホラーの世界にどっぷりと浸れる傑作である。
今日BOOK OFFで1900円で手に入った。ジャケットも曲もよすぎ。
コンセプトアルバムとしての完成度はかなり高いと思います。
ブラックメタルというよりはゴシックメタル的な作品だと思うので、
特にブラックを敬遠している人に聴いて欲しいです。
やっぱりこれが現時点までの最高傑作でしょう。このアルバムの後メンバーチェンジを繰り返すにつれて徐々に曲がつまらなくなっていったと思うのは私だけでしょうか。
これすごい! たとえブラックメタルでも曲が良くなければただのクズと考える私は、
だからこのアルバムは素晴らしいと素直に認めてしまいます。 でも嫁と子供の前では
聴けないから、こっそり仕事場で楽しんでいます。死の拷問で断末魔の叫びをあげる
生娘たちとそれを見ながら自慰に耽るエリザベスをイメージさせるインストの5が
いい味だしてるじゃん!
最初に聴いた時はヴォーカルのクレイジーさに爆笑したw
音質はクソ悪いがCRADLE OF FILTHの中ではこれが一番好き。
どこみても絶賛だったので買ってみたらがっかり。ブラックにも聞こえないしメタルとして聞くのもきつい
まだ1STのがマシです
samus 2008年4月10日(木)22時30分
このアルバムを昨年TUTAYAで借りて以来、
すっかりCradle Of Filthの虜になってしまいました。
ところで、先日ユニオンでこれの'98年版を買ってみたのですが、
TUTAYAで借りた'01年版のものと
曲の仕上がり方が全く異なっていたものがあったり(とくに⑩)、
ミックスが若干異なっていたりしていたので
頭の中が結構混乱しています。
その理由をお知りの方、是非教えてください!
昨年TUTAYAでこれを借りて以来、すっかりCradle Of Filthの虜になりました。
ところで、先日ユニオンでこれの'98年版を買ってみたのですが、
TUTAYAで借りた'01年版と曲の仕上がりが全く異なっているものがあったり(特に⑩)
ミックスも若干違っていたので困惑してしまいました。
ジャケットや、ブックレットの中身、(国内版なので)ライナーノーツや和訳に至るまで
全く同じ物なのに、音だけが全く別物なのです。
この理由をお知りの方、是非教えていただけないでしょうか?
上記の差はリイシューものの違いなんでしょうか。私が買ったのはボーナストラックなしだったし。後に2枚組のもあると知った時にはちょっとがっかりしましたね。メイデンやヴェノムのカヴァーが入ってるなら早く言ってくれよ!! と誰にともなく文句を言いたくなってしまいました。
とはいえ、ボーナストラックなしでも、このアルバムの素晴らしさには文句つけられません。……あ、1つだけつけられますね。ドラムの軽さ。でもそれを補って余りある出来です。
1曲が長い上にコンセプト・アルバムなので、当初は聴くのにエネルギーが要るなと思ってました。しかし、いざ聴いてみたらとてもキャッチーなことに驚きました。確かに曲展開はドラマティックだし、キーボードとストリングスの使い方は大仰と言ってもいいぐらいですが、メロディが耳に残って仕方ない。しかもエリザベスの残虐性と犯罪の禍々しさのみならず、彼女が抱えていた(であろう)恐れや哀しみまでが表れていて、それはもう恐ろしくも美しい芸術となっています。
そして忘れちゃいけないダニの声!1週間頭から離れませんでしたよ。でもこの躾のなってない犬のごときキャンキャン声が希代のストーリーテラーになってしまうんですからね……本当にとんでもない奴に出会ってしまいました。
俺にとってこれが初めてのCOF体験なんですが・・・、ヤベェ、ハマるわ・・・。
これは中毒性があるな・・・。
1回目は「?」だったが、2回目には「キター!」でした。
聴き方が悪かったのかもな〜。コンセプトアルバムだからと詩の世界観を理解しようとしすぎた。
ヴォーカルはずっとキャンキャンと叫んでて、歌詞をみながらでも何いってるのかよく分からんし。
歌詞のストーリーは考えずに、「音」として聴いた方が楽しめますね、個人的には。
シンセやクワイア、女性の語り、悲鳴などが、よりドラマティックに盛り上げてますね。
ドラムの音質がショボイのは欠点ですが、慣れれば別に大丈夫だと思いますよ、多分(^_^;)
スラッシーな疾走パートが快感です!
それにしてもダニの声は強烈だな・・・。
高音スクリームはカイ・ハンセンを凶悪にした感じで、低音唸り声はフィル・アンセルモにも似てますね。
この金切り声はクセになるわ・・・。
ちなみに、ジャケも好き(*^。^*)
ドラムの音が悪いと評価されてますが、彼はかなりのテクニシャンだと思います、ツーバスの変則的足使いは、人間離れしている。たしかに、音は軽いが、テクはすごいと思う。後にディム・ボガーに加入するんでしたっけ。
1998年発表の3rd Album。
前作よりも音質が向上し、聴きやすくなった。
と思いきや、ドラムのサウンドプロダクションは残念を通り越している。
これは酷い、アルバム自体は最高傑作といって申し分ない出来なのに。
ダニのヴォーカルもますます表現力が増し、絶叫に関してはこの頃がピークとも言えるキレ味を誇っている。
長尺な曲が並ぶが、ドラマチックな展開をし、シンセもこれまでとは格段に派手になった気がする。
オススメは②、③、④、⑩に加え、ボーナストラックのIRON MAIDENのカバー「HALLOWED BE THY NAME」です、このカバーが一位をとってしまっているだけあって素晴らしい出来。
91点。
