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ALL THAT YOU CAN'T LEAVE BEHIND / U2
一般的には、Zooropa, Popと冒険(迷走)を続けた後で「U2が帰ってきた」みたいなイメージがあるアルバムでしょうか?怒りや鋭さよりは老成した優しさを感じるアルバムです。私の中では、Achtung、Joshua、Warなどに比べるとランクとしては下にきますが、前3者とは全く異なる、何か人としての強さ弱さを持ったアルバムとして評価したいです。
「どうしても捨て去れないもの」っていう言い回しが泣かせる。
1曲目は素晴らしい名曲。まさかもう1度このような曲に巡りあえるとは。
テクノっぽさを手法の一つとして用い前作までに獲得したものを残しつつも、自分自身の模倣に陥らずに自らの核を掴み取った名作。
テクノロジー路線からは足を洗い、U2本来のエモーショナルなロックが聴けるアルバム。
「ポップ」までの装飾過多なサウンドに比べれば、あるのは「バンドの音だけ」というシンプルなサウンド。
何よりも曲がいい。
冒頭2曲で名盤と呼べると思う。
まあ、U2ってどのアルバム聞いても名盤に聞こえてしまう俺の意見は参考にしない方がいいです。
誰がカヴァーしても曲の良さが活きるだろうと思わせるような、耳に残るメロディを持ったイイ曲が揃っている。
個人的には、「WAR 」と「HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB 」とコレがベスト3。
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.034 ★
2000年発表の10th。
初めて聴いたU2のアルバム。
最近はテクノロジーを駆使したロックをやっていたが、ここまで来て昔の路線に若干近くなった気がする。
最初の方の曲が特に好き、癒される。
最初は6曲め以降が地味に聴こえそうなアルバムだが、
何回も聴いていくとかなりいいアルバムに思える。
飽きないので、ずっと聴いていけるアルバム。
すごい。
次作の「How to dismantle〜」は哀愁をたたえた作風といえ、
こちらは「Beautiful Day」「Walk On」に代表されるように、「明るさ・暖かさ」をまとう作品だといえる。
どちらも素晴らしい。