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NEO FASCIO / 氷室京介
コンセプチュアルなソロ第2弾。近未来的な緊迫感があり、真っ赤なジャケともあいまって独特の雰囲気。これは勝手な想像ですが、恐らくBOOWY時代にベルリンへ旅した経験が強く影響しているのでは?好き嫌いは別れるでしょう。(私としては氷室ソロの中ではかなり好印象)
全てがかなりの名曲。
そうる透の機械的なビートと相まって近未来をイメージさせる曲の数々。
視覚的に言えばmarionetteのPVのような感じか。
佐久間正英のプロデュースはやはり、素晴らしいものがある。
ドラム以外の楽器はほとんど彼による演奏だし・・・
中でも「CHARISMA」のカッコ良さはジャンルも国境も超えた出来だと信じている。
荘厳な「CALLING」も凄い。
とどめは「LOVE SONG」。
氷室作のバラードで最高傑作だと思う。
シェパード 2005年3月15日(火)11時45分
この当時は流行りだったのか布袋のソロといいこのアルバムといい人間っぽさを排除してますね。無機質な中に氷室の唄はとても人間味あふれていい味出してますけど。
スターリン 2006年2月21日(火)22時41分
当時、前作が傑作だっただけに今作のダークさゴリゴリに固まったような
固体物のような世界感がコマーシャルなヒムロックを期待していた人々に
とてつもなく不評だった。現在中古で100円ぐらいで売られているがふと聴いてみる
と意外にいい作品である。氷室自身が前作の反省点を拡張化した結果が今作である。
ただこの微妙な迷いのようなものが次作へと暴走したように思える。
俺の青春時代を思い出す。ナンパしまくったり、若気の至りだった、あの頃。調度、
このアルバムと1stを同時に買った。この2枚はほんと聴きまくった。氷室といえば
3rdまでだと思う。BOOWYの余韻があるのはと言った方がいいかもしれない。
BOOWYの大ファンだった俺は、布袋よりヒムロックに走った。それはBOOWYサウンドを
本当に継承していたからだ。このアルバムに入っている曲をBOOWYのアルバムに入れて
も違和感がない。もちろんハードロックファンにも受け入れられるサウンドだと思う。