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MAHEMIC DESTRUCTION / MORTAL SIN
結構、セカンドの方が好きな人が多いと思うけど、私はこちらのほうが好きです。
楽曲の完成度は高くないし、なんかのっぺりしているんだけど、それがいい。あと、ギター・サウンド的に、DESTRUCTIONの「ETERNAL DEVASTATION」に通づる感じがするところもよい。アナログ的というか。
昔、国内盤で出たときCDも出たはずなんだけど、LPでしか持ってません。あと、KISSの邦題にもあった、「地獄の叫び」というのが付いてました。
確かに名盤とは言いにくい.....。雑誌等で、たまにスラッシュの名盤として扱われていることがあるが、高価なお金を出してまで聴く必要は、よほどのファンでない限り無い。でも当時は、この作品かなり好きだった。大胆なリズムチェンジはないし、これだといえる楽曲も少ないが、80年代のスラッシュが好きで好きで.....という人には一聴の価値のある作品である。最近の作品よりは、はるかに良い。
初期METALLICAをかったるい演奏で聴いているようで辛い。
ファンの間では2ndのほうが圧倒的に評価が高いようだけど、僕はこれしか知らない…。
ジャケットはなんか笑えて良いけど。
ロック未開の地(当時)オーストラリアから現れたスラッシュ・メタル・バンドとして、
一部で話題になった5人組の'87年発表の1stアルバム。
で、その音はと言えば、荒削りながらダイナミックな曲展開を売りにしたスラッシュ・メタル。
ぶっちゃけて言えば、当時シーンにキラ星の如く溢れかえっていたMETALLICAのいちフォロワーといった感じ。
イマイチの音質、キレに欠ける演奏(特にモタるDs)、邪悪さを狙ったら逆に笑いが取れてしまった
マヌケさ漂うアルバム・ジャケット等、とにかく全体的にモッサリと冴えの感じられない作品ながら、
その冴えなさ具合が本作の魅力を担っているのもまた事実。
独特のイモっぽさが醸し出す、クドくない程度のオドロオドロしさをその身に纏い、垢抜けない
湿り気を含んだリフ・ワークや、煮え切らない歌メロを歌うヘタウマVoの存在と併せて、
NWOBHM的な雰囲気が強く漂う①②③④⑧といった楽曲は、なかなか聴き応え有り。
ふと我に返ると繰り返し聴いてる自分に気付く、切り捨て難い味わいを備えたB級スラッシュ・メタル・アルバム。