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THELI / THERION
なんでこれに書き込みがないんだろう。。。悲しい!!!
これ持ってる人は少ないだろうけど、持ってる人なら一生モノの一枚に
なってるハズ!!
これほど完成度の高いメタル作品はそうないし、劇的メタルが好きなら
どんな新作よりも真っ先に買うべし!!
"To Mega Therion"、"Invocation Of Naamah"は特にインパクトがあると思う。
HMシンジケートで当時"Invocation〜"がかかって発売日に買いに走ったほど!
B!!では80点という評価だったが、95は余裕でつくでしょ!?
↑
同意見です。これ聴いたとき『なんじゃこりゃ〜!』と度肝を抜かれたもんです。
『To Mega Therion』のインパクトは凄かったもん。劇的な盛上がりは極上もの!
車屋も一生手放せない家宝モノの1枚ですねぇ。
色々クレジットを眺めていたらダン・スワノの名前が!!! しかもツインVoとして!!
正直な話で、これが一番驚いた!!!
世界観の壮大、空間の広がり模様、色彩の豊かさ、音楽のバラエティーにおいてレムリア二枚組に及ばないものの、緻密さとクオリティでは一歩の引けも取らない。暗黒美を最大限に引き出して、素晴らしい芸術品だ。
初めて聴いた時はあまり耳に残らなかったんですが、最近聴き返したら、素晴らしい曲がいっぱいでした。
デスメタル出身と言っても、これはもはやメロデスですらない、シンフォニック・メタルです。ただしメロスピやネオクラではなく、どちらかと言えばゴシックに近い感じ。
劇的でメロディアスな哀愁曲が好きな人で、疾走してなくてもOKな人にはおすすめできます。
(9)「THE SIREN OF THE WOODS」は10分近い大曲ですが、泣きのギター・ソロたっぷりで、何回も聴きたくなります。
日本盤ボーナスにSCORPIONSの「FLY TO THE RAINBOW」がカヴァーされていますが、これもまたオリジナリティを加えつつ、良い具合にメロメロで素晴らしいです。
LOUD PARK 07での初来日公演を体験して以来、すっかりTHERION熱が高まってしまった為、最近は彼らの
作品ばかり聴いているのだが、その中でも一番のお気に入りは、やはり、この'96年発表の5thアルバム。
ブルータルなデス・メタル・バンドとしてスタートを切ったTHERIONが、メロデス・シーン初期の名作の1つとして名高い
3rd『SYMPHONY MASSES:HO DRAKON HO MEGACE』と、音楽的に大化けを果たした衝撃の4th『LEPACA CRIFOTH』を経て、
遂にTHERION流メタルの基本形を確立するに至った本作は、レーベル移籍によりアルバムの制作環境が整った事で、
サウンド・プロダクションが飛躍的な向上を遂げただけでなく、これまでよりも更に大胆に投入されたKey、ストリングス、オペラVo等の
効果を得て、ドラマ性やスケール感を増大させた楽曲のクオリティといい、冒頭に序曲、中盤に間奏曲、ラストに終曲を配した
クラシカルで様式美を感じさせるアルバム全体の構成といい、過去の作品を大きく上回る内容に仕上がっている。
デス・メタル色はほぼ一掃されてしまったものの、必要にして十分なアグレッションを保っているのが、音楽性を拡散させた
後の数作と異なる点で、特に、チリチリしたGリフが激しくシュレッドされ、怒涛の如く突進するリズムに、
美醜の対比を為すドスの効いたシャウトとオペラティックなコーラス、劇的で華麗なインスト・パートといった要素を
兼ね備えた、クリストフェル・ユルソンの美意識の結晶と言うべき⑧は、THERION屈指の超名曲。
その他にも、バンドのテーマ・ソングであり、ライブの定番曲でもある②や、悲壮感タップリに泣きまくる
バラード風の⑨を筆頭に、全編これ捨て曲なし。本作を聴かずしてTHERIONファンは名乗れません。