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TINY MUSIC SONGS FROM THE VATICAN GIFT SHOP / STONE TEMPLE PILOTS
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邦題は「ヴァチカン」。全米1位。
当時グランジとされていたバンドの中でも彼らはかなりポップなバンドだったけど、本作は彼らのアルバムの中でも特にポップな1枚。
3作目ということもあって、かなり音も成熟していて、それまでにない大きな広がりを見せている。
1作目/2作目と比べて音の質感というか、ヘヴィ/ハードの質が変わってきたように感じる。
中間部にトランペットのソロが挿入された「ADHESIVE」に代表されるような退廃的というか耽美的な独特の美意識を持つ楽曲も収録。
ポップでありながら、彼らの他のアルバムと一線を画すような魅力があると思う。
曲もヴァラエティに富んでいて飽きさせない。個人的にはこれがベスト。最高傑作。
酒とバラの日々 2004年3月7日(日)12時43分

'96年発表。3作目。
本作は相当な難産の末にようやく発表されている。
製作過程の中では相当ウェイランドと他のメンバーとの間がギクシャクしていた時期もあると聞く。その割には奇跡のように出来が良いアルバムである。
結局2ndから3rdの頃に出来た深い溝は埋まることがなく、5th発表後STPは休止状態になってしまうのだが、逆に言えばよく5枚もアルバムを作ったというべきか。
本作は表現の幅が広がり、ウェイランドの歌メロもポップセンスに磨きがかかっている。楽曲群はヴァラエティに富み、ヘヴィロックの枠組みだけでは収まらないスケール感を主張している。本作をベストに挙げる人も多かろう。私も品質の高さについて異論があろうはずもない。
ただ、聴くのがつらいのだ。ウェイランドの声が非常に痛々しく感じられるのだ。
その痛々しくぞっとするような寂寥感ですら本作の魅力の一部となっている点で、個人的に本作は恐ろしくヘヴィな1枚に感じられる。

クーカイ 2004年6月17日(木)23時27分

上の人たちがほとんど言いたいことを言ってくれてるので僕はスコットについて書きます。本作はVoのスコット色を前面に押し出したアルバムではないかと。元々彼は耽美的な世界観やひねたポップ感覚をもつ人なので、へヴィな音よりもこういった曲調に彼の歌声はとてもマッチすると思います。そしてここで聴けるスコットの歌声は当時の荒れていて病んでいた私生活の影響もあるのか、彼のキャリアの中でも頂点だといえます。個人的な意見だけど本作はスコットwithストーン・テンプル・パイロッツではないかと。過小評価されたバンドの過小評価された最高傑作。
KIDS 2009年1月27日(火)18時46分

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