CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
FANDANGOS IN SPACE / CARMEN
72年発売の1stアルバム。
発売当時、フラメンコを土台にした異色バンドとして、P・マッカートニーやD・ボウイからも絶賛
され、日本でもM・ライフに新しいハードロッカー登場と題してフォガットやアレックス・ハーベイ、
モントローズと一緒に紹介されていました。1stは現在の感覚ではプログレ・ハードのようなメロディアス
且つフラメンコ特有の情熱的なアルバムです。やはりタップとカスタネットが織り成すリズム感は
斬新でプログレ系もいけるなら購入されても損はしないアルバムです。
独特な香りがぷんぷん
1度聞いたら病み付きになります
まさにフラメンコ!カスタネットとシンセ?とODのG
プログレハード系?ですかね
現在はかなり入手困難ですが
聞ける機会があればぜひお薦め
フラメンコ、というのが本などでもよく取り上げられるんですが、昨日アークの「...at this」を聴いている際
無性に聴きたくなってきたように、叙情歌ものハードロックの名盤です。
フラメンコをロックに取り入れる等から、よっぽど演奏を重視したバンドなのかな、と思いきや、とんでもなく歌重視です。
かと言って演奏がないがしろな訳でもなく、「伴奏」以上のプログレ的なアレンジ。
しかし素直な感覚が強い。コーラスが効いてるのもアークと似ているような気がしますね。
それにしても邦題の「宇宙の血と砂」はイカす!
これ買ったのって本当は、その買う前の日にカテリーナ・カセッリの「組曲 春」を見つける。
その存在を知らなかったけどもジャケの美しさに、どうしても欲しくなる。が、手持ちの金では足りぬ!
翌日、目当ての中古屋に金を持って走るものの時遅く、既に売られた模様。落ち込みその辺をふらふらと歩く。
それでも口惜しく再び店へ足を運ぶのが人情というもの。が、やはり無いものは無い。甘くない世の中。
無情な「C」の棚に目をやるも変化なし。・・・・・ってアレ、もしやこれは。
で見つけました。いやーあれはあれで嬉しかったです。
このアルバムは7〜8年前にアナログのアメリカ盤で買いました。日本盤とはジャケが違い、大きな薔薇が描かれています。私が買った理由は、以前買った深民 淳の「ブリティッシュロックのルーツ」とかいう本の中に紹介されていたのですが、メンバーの中にJhon Grasscockの名前を見つけたからです。Jethro Tullのベーシストとして知られたジョンがこのバンドに在籍していたんですねー。もっと以前にはヒープの前身バンドであるThe Godsにもいたのですが・・・
それはさておき、アルバムの内容としては、曲の展開が大げさでとっちらかっている印象にはなりますが、異常なハイテンションで終始し、結構楽しめますよ。まあ、私はジョンのベースラインに「ひぇーかっちょええ」なんて言いながら聴くパターンですが。
しかし、この頃は、フラメンコとロックを結びつける等、本当に何でも有りの面白い時代でしたね。