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PURE HOLOCAUST / IMMORTAL
ノルウェー発BlackMetalBandの2nd
音が小さいのが欠点だが、寒々しいGのリフは実にBlackMetalらしい。
PureなBlackMetalの音を知る上では、有用な参考となるだろう。
ただ、4th以降はDrの入れ替えによりDeath/PowerMetalに傾倒してしまっている。
が、非常に良い音楽に仕上げられている為、聴く価値は十分にある。
ブラックメタル創世記を飾った名盤の一つ。このバンド、アルバムが他とはっきりと違ったのは、演奏にしてもサウンドプロダクションにしても、チープさを売りにするような事が一切なかったという事ではないでしょうか。楽曲も練りこまれているし、演奏もタイト。そういう意味では、いかにもデスメタル出身らしい人たちだと思います。もっともライブの方は当時、かなりダメダメだったという説を聞きますが…(このアルバムでの凄まじいドラミングも、残念ながら再現に至ってなかったようで)。
全ての曲が面白いとは思わないですが、少なくともタイトル曲"Pure Holocaust"は名曲でしょう。ブラックメタルを語るならば、絶対おさえなければいけない一枚だと思います。
あんまりパッとはしないけれども、なかなかに渋めの一枚。
ABBATH氏のヴォーカルはガラガラしてはいるのだけれども、どこかねっとりした感触を受けますね。
初期ブラックメタルの名盤のひとつです。
寒々しいリフ、荒々しいドラミングと、ABBATHの独特のがなり声が炸裂するブリザードブラックです。
ちょっと地味な感じですが、曲自体は素晴らしいです。
ところどころ冷気ブラック好きをうならせるリフもあります。
ただ、音の小ささは不満ですね。もうちょっと録音ボリュームが大きければ。。。
行き着くところ、EMPERORでもMAYHEMでもなく、彼らのこのアルバムかなぁ。
演奏や曲の展開やアルバムの構成、全てに必然性がある感じ。以上でも以下でもなく。
邪悪とか、呪われているとかじゃなくて、これぞBLACKって感じ。
リズムセクションが爆走するなか、アバンギャルドなギターが乗っかり、そこに狂気じみたボーカルが絡む。Black Metalを語る上で欠かせない名作。
マニアック 2006年7月13日(木)22時10分
以下、自分が他サイトに書いたちょっと昔のレビュー。
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まず驚かせてくれるのが間断なく刻む嵐のようなドラム。 次に、冷気をまとったかのような荒々しいリフを刻むギター。そして、あのAttilaに勝るとも劣らない強烈な、恐ろしく恨みの篭ったボーカル。 ブラックメタルとして必要な要素が完備されています。聴いてみて初めてブリザードメタルと呼ばれる所以がわかりました。百見は一聴にしかず、です。ただ、音質のせいかドラムの音が小さいのが少し残念です。
で、曲の方ですが、一言で言うと、似た曲が多いがどれもとんでもなくカッコいいです。冗談ではなく本当に鳥肌が立ちます。1,3,4,5,7が特にいいです。 7曲目の途中で、「アーアー」といった感じのコーラスが入りますが、本当に感動しました。 マジでお勧めです。
もすかう 2006年11月24日(金)12時10分
ドラムが全般に素晴らしい、速さ・アタックの強さ・音のバランス文句なし。ドラム目当てでFUNERIS NOCTURNUMの1st買うくらいなら、これ買いましょう。
1曲目は名曲ですね。
俺は3rdから聴いたが、このアルバムの方がずっと良かった。音質こそ悪いが、ブラックメタルの名盤の一つだと思う。如何にもブラックらしい邪悪性と荒涼とした雰囲気を持ち、激速のドラミングで突き進むブリザード・ブラックである。ブラックメタラー必聴の一枚。