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INTRODUCTION / MARTY FRIEDMAN
もしかしたら、意外とこの地味なアルバムが一番好きかも!?
2ndの経験をいかして、流れもそのままに、今度はマーティ自身がプロデュース。
これも、もう〜何と言っていいか・・・言葉が見つかりません。反則です。・・・こんな曲聴かされたら誰だってさぁ・・・だって俺、日本人だもん・・・
・・・て何言ってんのか分からんよね。ちゃんと説明しろって?
う〜ん、そうだねぇ・・・
「癒し」「しっとり」「哀愁」「泣き」「かなしみ」「やすらぎ」「嬉しさ」「壮大さ」「日本的」「アジア的」「懐かしさ」「さみしさ」「美しさ」「情緒的」「すがすがすさ」「やさしさ」「あたたかさ」「さわやかさ」etc・・・
浮かんできた言葉を適当に並べてみました。なんとなく分かってもらえるかなぁ?
なんか こう、人間として無性に強烈な懐かしさがこみ上げてくるんです。その中からまた強烈な淋しさや哀しさ、嬉しさ、優しさなどを感じるんです。
お約束の如く、日本の演歌的哀愁に通じるものもがあり、東洋風味がコッテリ漂ってます。 また、北欧の民族音楽風味も漂ってるし・・・何となく、ウリ・ジョン・ロートにもかなり影響受けてるだろうなぁ〜・・・って感じ。
ホントイイです。HM/HRじゃないけど・・・そういう感覚分かる人で、そういうのが好きな人、是非聴いてみて下さいな!
*前作にも日本人女性のセリフがフューチャーされてましたが、この作品にも登場します。「あなたの事を考えると、私の心が痛くなる・・・〜」などとね(笑)。今回のはさらにクサくてヘタっぴです。・・・そのセリフを聴いてるとかなり恥ずかしくなってくるが、気持ちを変えてこのサウンドの世界に入りこんでみると、意外と気持ち良かったりする・・・(笑)
演歌好きの彼だが・・・、しかしマーティがこんなに「日本びいきだったとは・・・」とあらためて実感出来る作品でもある。
(たしか、マーティーの奥さんって日本人だったけ?・・・そう考えると分かる気もするが・・・。・・・も、もしかしてこの喋ってる女の人って!?・・・まさか・・・そんなワケないね・・・失礼しました)
『YOUTHANASIA』のレコーディングの合間を縫って制作されたインストアルバムで、マーティのソロアルバムとして3作目。
内容は、ニュー・エイジ系っていうのかな?
静かでとにかく美くしい仕上がりとなっております。
ハードさなど全くと言っていいほどありませんが、珠玉のメロディが詰まってます。
ピアノやシンセ、、ヴァイオリン、チェロ、ホルン、オーボエ、ハープ、尺八まで、ギター以外の楽器を大いにフィーチュアして美しさを表現しています。
ギターの活躍は少し控えめでソロも短め、とにかくメロディを大切に紡ぎあげてます。
ギタープレイヤーとしてのマーティらしさは薄いかもしれませんが、ソングライター・アレンジャーとしての能力は素晴らしいものが感じられますね。
ちょっと疲れた時などに、ふと、このアルバムを聴きたくなります。
確かに、上の方がおっしゃるように、懐かしさや淋しさ、嬉しさ、優しさなどが強烈に込められてますよ。