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TRUE OBSESSIONS / MARTY FRIEDMAN
「4th」
これも結構好き。
テクニックお披露目のへヴィ&ハードな「1st」とも、幻想癒し感動モノの「2nd」「3rd」とも違った路線で、このアルバムは“ポップ作品"といったイメージが第一印象。
政党派ハードロック路線でもある。
マーティのソロ作品の中では、もっとも一般向けのキャッチーなアルバムです。
このアルバムは、過去の一貫性のあるコンセプトの強い作品とはちょっと違って、ポップナンバーから、ハードロック曲、渋いロックバラードまで、バラエティー豊かな内容になっている。もちろんお約束の癒し系もあるし、へヴィなギターも聴けるぞ!
コテコテのメロディーや、どっかで聴いた事のあるような「いかにも」なフレーズ満載!
初めて聴く人でもすんなりとなじめるような曲ばかりだ。
という事で、深みはそれほど無いが、まあまあの内容にはなってます。
いやぁ個人的にはMEGADETHよりマーティのソロアルバムの方が楽しめちゃうんですよね!
なんてったってメロディがいいんですわ!
このアルバムでも相変わらず彼独特のメロディセンスが炸裂してます!
明るめのインスト、ROCK BOX、INTOXICATEDなんかが特にスキです。
あとバラードもいいですかね〜。
とりあえずメロディアスなギターに興味があるならばお試しあれ!
炸裂!演歌ギター!!
ぐりぐりパーマのアメリカ人が哀愁メロディを弾き倒すとは、古賀先生もあの世で
ひっくり返っているだろう。
前作、前々作もなかなか楽しめたけど、本作はざっくりと表現するならば、歌モノが
収録されていることからも解るとおりロック、ポップスのフォーマットに沿って
制作された感じ。より解りやすくなってます。
この人はラモーンズ・フリークなだけあって、けっしてギターテクニックだけを追求
するような事はいたしません。クリエイター気質のギタリストですね。