CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
WHAT SOME / ROXY BLUE
92年発表のアメリカハードロックバンドのデビュー盤。
分かりやすく言えばSKID ROWとDANGER DANGERをたして2で割ったようなサウンドかな。
でもそれって凄いことなんだよね。
ギターもヴォーカルもハッキリ言って一級品、曲もメジャー感たっぷり。
激戦のこの時代に華々しくデビューしたが、
レコード会社に見捨てられ、悲しく散って行った良質なバンドだ。
新生SKID ROWのヴォーカリストをこのバンドのヴォーカルToddを加入させれば、
良いアルバムができたと思うんだけどな〜。もったいない逸材だ。
たしかに完成度の高いアルバムです。スキッドロウタイプのハードロックで演奏も安定しています。結構ノリの良い楽曲が並びます。メロディアスながらアメリカンな作品です。
'80年代に良いタイミングで世に出ていたら、バカ売れしていてもおかしくないだけのクオリティです。
いかにもなジャケ、メンバーのルックスから想像したそのまんまな楽曲で、期待には100%応えてくれるような作品。
適度にハードで、適度にキャッチー、かっこよくて少しお馬鹿なハード・ロック、LAメタルなんかが好きな人には文句なくおすすめできます。
1992年初頭リリースの1st。このメンフィス出身の4人組を発掘したのがトム・ズータウ、本作のプロデュースがマイク・クリンクと言うとGUNS N'ROSESを連想してしまいますが、奴らのはもっとポップ寄りの正統アメリカンHRです。Vo.がワイルドな声でギターも弾きまくってるから、ハードポップと言うほど甘くはないかな。ちなみに輸入盤は中ジャケを予感させるような別デザインです。何にしてもHR好きなら必携の好盤です。しかしこういう良質な作品が中古で大安売りされてるの見ると悲しくなるよね…。