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US / PETER GABRIEL
'92年発表。ソロ6作目。
'89年発表の『PASSION』を挟み、実に6年ぶりのオリジナルアルバムであったのだが、この作品には騙された。
何がって?
作品の質や内容に関しては文句無い。それどころか、私は本作こそが彼の最高傑作ではないかとさえ思っている。ピーターの離婚がきっかけとなって自閉症気味になってしまった娘さんへ「どうか僕と話をしてくれないか」と語りかける①、前作『SO』のヒットシングル「SLEDGEHAMMER」を想起させる④、沈み込むような歌詞ではあるが、淡々とした歌声が徐々に叙情性を増してきて深い感動を呼ぶ⑦、寓話的でポップな⑨、他の曲もそれぞれ非常に味わい深く、ここの楽曲及びアルバムトータルで見ても非常に完成度が高い。
では、何に騙されたのか。それはこの作品に漲るポジティヴな雰囲気にだ。
私はてっきり彼が救われたのかと思ったのだ。
そうじゃなかった。『UP』を聴いてそれがわかった。
このアルバムものすごくいいです。1曲1曲に世界のアーティストが絵画、造形などを用いてイメージをつけていてピーターガブリエルの世界が非常によくあらわされてます。
バックバンドもすごい!マヌ・カチェ、トニー・レビン、デヴィッド・ローズ・・・
最近プロモ集DVDが出ましたが即買しました!!
アーティストって人種は陰部のインスパイアが好きなんだな。
とブックレット見て思った。
中曽根栄作 2007年5月13日(日)18時14分