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INDEFINITE SOUL-EXTENSION / UNMOORED
スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンドの三枚目。
今メロデスバンドと書きましたが、そのサウンドはブラックメタルのように激しくダークであったり、時にはデスラッシュのようにブルータルでったり、サビで多用されるノーマルヴォイスパートではメランコリックなゴシック雰囲気があります。そしてデスメタル本来の凶悪さを決して殺していません。こう書くとサウンドにまとまりがないように思えますが、このバンドの凄いところは激しいところは激しく、聴かせるところは聴かせるという対比がすばらしく、またメロディのよさも尋常ではありません。
最近よくありがちなメロメロな感じのメロデスとは少し次元が違います。超ドラマティック。
曲のほうですがデスメタルチューンだけでなく、5のようなデスラッシュチューンや8のようなゴシックバラード(?)チューン(この曲がまたいいんですよ・・)と作曲者クリスチャンの才能には脱帽です。演奏のテクニック、安定度に関しても問題ナシでしょう。Gソロはすばらしいしノーマルヴォイスのうまさ、表現力はソイルワークのビョーンとタメを張れるとマジで思いました。マジいい声。デス声のほうはブラック向けの声なのでブラックメタルっぽく聞こえるのはそのせい??
甘すぎないメロデスバンドが聴きたい人にはかなりオススメです。ぜひ一聴を!!
何処となく音や曲展開がUSな感じです。
最近のキラキラしてるメロデスとは一線を画しています。
独自性はありますが、好みは分かれるところかもしれません。
音質はちょっと篭り気味かとも思いますが、気にならない程度です。
一曲目のイントロを聴いた瞬間に
「これ名盤かも?」って思った作品。
ただVoのクリーンボイスがあまりにもクリーンなので
若干展開を唐突に感じるところもあったのが少し残念。
ただプログレ入ってると思えば問題なし(実際少し入ってる)
美と暴力のコラボレーションといった感じでオススメです。
クリスチャン・アルベスタム(Vo)がリズムギターも務めるバンドの3rd。日本盤は廃盤かも・・・
現在、彼が在籍するスカー・シンメトリーのサウンドとは少し違い、よりデス・メタリックな残虐サウンドが聴ける。恐ろしいほどのデスヴォイスから一転、ドン・ドッケンばりの哀愁声に初めて聴く人は強いインパクトを受けるだろう。
トーマス・ヨハンソン(g)の鬼気迫る(半分狂気のような)ギターソロにすばらしいセンスを感じる。
非常に隠れた名盤である。スカーやミゼレーションでの彼の活躍に興味を持った方はぜひこのアルバムを聴いてほしい。