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ARMAGEDON / ARMAGEDON(70'S)
75年に発売された唯一のアルバム。
ドラムスが手数の多いB・コールドウェルの為か、キャプテン・ビヨンドの1stに近いサウンドと
紹介されることが多いようですが、実際はギターのマーティン・ピューの影響が強く、オープニング
の「BUZZARD」はもろ、スティームハマーの4stそっくりだったりします。全体的には鋭利なギターと
破壊的なドラムスが印象的なHRナンバーと、クラシカルなアコギの曲など職人芸を感じる1枚です。
1曲目のBUZZARDのカッコ良さには参りましたね。英米の混合バンドですが、
これぞ!ブリティッシュ・ハードロック!!と唸ってしまいたくなる様な名曲です。
下手クソと言われ続けたキース・レルフのヴォーカルもイイ味出してますしね。
(僕的には全然、下手だなんて思いませんが。)
全体を通して聴くと、やや大味な感も有るのですが、天才ボビー・コールドウェル
(同名のおっさんシンガーもいましたよね?)のドラムも冴えわたる名盤には違い
ないです。ポニーキャニオン!再販しなさい!
米英混合のプログレバンド唯一の作品。
元THE YARDBIRDSのキース、元CAPTAIN BEYONDのボビーが有名でしょうか。
Buzzardのような異次元ナンバーから、Silver Tightropeの幻想的なナンバーまで、バラエティ豊富になっています。
全体的にプログレ要素が前面に押し出されていて、実に面白い作品です。
一時は話題に上り、ERIC CLAPTONとのツアーも噂されましたが、契約の問題上白紙になり、
さらにパンク・ムーヴメントのせいで影が薄くなってしまいました。
売れなかったためか、キースは一人イギリスに帰ってしまい、バンドは空中分解に。
そして、キースの感電死によって解散が決定的になってしまった、不運なバンドです。
今までずっと廃盤になっていた作品ですが、1993年に再評価されて日本盤が再発されました。
しかし、また廃盤になってしまった為、現在はドイツでしか入手できません。
最強のドラマーと最強のギタリストが組んだ最強のバンド。
その間に挟まれたk・レルフのへたうまVoも味があってgoodである。
オープニングから最強タッグが暴れまわっている。が、一転叙情味
あふれる②でホロリとさせるところなど芸が細かい(レルフの声は
こういうナンバーでこそ実力を発揮する)。残念ながら時代の波に
埋もれてしまったが多少音が古臭くても私はその古臭さにたまらない
愛着をおぼえるのである。
1曲目のインパクトで決まり