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THE WORKS / TRESPASS
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本作は当時アルバムを発表することなく解散してしまったTRESPASSの様々な音源を集めて92年に作られたアルバムで、全17曲とボリュームたっぷり。メンバーチェンジが激しかったらしく(第1期〜第6期とある)、後半に進むにつれ、音楽性が徐々に派手になっていくのが面白いです。
当時PRAYING MANTISと比較されたバンドということでかなり期待していたのですが、凄く地味〜な楽曲に「あれれ?」肩すかしを喰らってしまいました。TRESPASSもツインギター編制なのですが、PRAYING MANTISのように目の覚めるような美旋律があるわけでもなく、NWOBHM特有の覇気あるプレイをしているわけでもなく、一体何なのコレ?と。しかしNWOBHMの聖典「METAL FOR MUTHAS」に2曲も提供しているのはIRON MAIDENとこのTRESPASSだけという事実が頭に引っかかり、我慢してその後何回か聴き直たところ、徐々にこのバンドの良さが見えてきました。
TRESPASSの楽曲はホントに地味で展開に意外性があるわけでもなく即効性はないのですが、少ない音で印象的なフレーズを弾くギターがやけに耳に残るのです。PRAYING MANTISのような派手さが無いので聴き逃しがちですが、これはなかなか良いですよ。
90年に入ってから再結成したものの、ニューアルバムはトレンドに毒されたサウンドで全然ダメらしい...。
せーら 2004年4月18日(日)0時43分

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