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MABOOL - THE STORY OF THE THREE SONS OF SEVEN / ORPHANED LAND
アコギをはじめ弦楽、民族楽器、ピアノなどふんだんに散りばめたゴシック。
一応友人にゴシックメタルとして奨められたが、音楽性はむしろ初期ドリームシアターに近いかな。
ガツンとくるヘヴィさとハーモニーの美しさが壮大な雰囲気を醸し出している。
イスラエル産だからなのかわからんが、挿入される民族楽器や旋律に異国情緒を感じる。
楽曲構成は複雑で耳に馴染むまで時間がかかるが、非常に奥深さを感じる。そして旋律は心に響くほどにメロディアスである。
なんといっても、この作のウリは、デス声とクリーンヴォイスを使い分けるヴォーカルをはじめ、絶妙なハーモニーを聴かせるコーラスだろう。
アルバム全体を通して壮大でドラマティック。映画を観ているような感覚だ。
多様な民俗音楽的エッセンスを盛り込んだデス(ゴシック?)メタル。
これまでにあまり聴いたことの無いタイプの音楽性ですね。非常にエスニックな雰囲気を持っていますが、いわゆるアラビア音階ではなくどちらかというとインド風というか、東アジア的な香りがします。
上でkamikoさんも書いてますが、ピアノやアコギといった電気を通さない楽器が効果的に使われていて良い感じです。個人的には要所で差し込まれる女声がタマラナイっすね。特に④“A'salk"のようなアジア民謡っぽい歌い方なんか他のメタル系バンドでは味わえない気がします。
デスVoとクリーンVoが混在し、曲の作りも複雑なこのバンド、ジャンル分けは難しいですが、ある種のプログレとい言ってもいいのかも。
弦楽器&ピアノ音が大好きな私にはこのアルバムはたまらんです^^
未だ聞き込み中で気の利いたコメント書けませんが、これはかなりの良作
ダークホースから一気に本命馬になる可能性十分です
民族音楽とメタルの融合という点では、あのアングラよりはるか上。
そんなにテクニカルではないけれども最高にエモーショナルなギターソロ、メロディアスかつ聴きやすいデスボイスはamokの頃のSENTECEDっぽい。
どう考えても2004年の最高傑作!
とりあえず一票いれときます。票が少ないな・・。
話が壮大!すごい。イスラエルは歴史的にも
非常に重い部分がひしめく土地で、このジャンルにその一端を見せてくれたことを
素直にうれしく思っている次第です。
奇しくもスマトラの洪水を予言する形になってしまった。
最後のなかなか終わらない祈りは圧巻で、とにかく泣けます。
とり残された土地、とり残された子達。みにつまされるアルバムとなりました。
すんごくスケールが大きい音ですね〜
話の壮大さが音にも現れてるというか...
中東の雰囲気がここまでメタルに違和感なく溶け込めているのもすごい。
ギターソロのこれでもかと繰り返す叙情メロディーは鳥肌モノです。
あと、ボーカルさんのノーマル声がすごくあったかい^^。
ボーナスCDのライブもアットホームな雰囲気で◎
gokio 2005年1月17日(月)23時33分
コンセプトアルバムなんで、通しで聴くと良いんですが、曲単位でもかなりイケる!
民族音楽と融合した感じなんですが、民族は民族でもANGRAという印象は少なく、砂漠地帯に住んでいる民族って感じ(イスラエルのバンドですし)。
①⑥⑩⑪のような盛り上げ曲、
⑤⑨のようなしっとり曲、
どちらも素晴しい!演奏も全く危なげありませんし、ヴォーカルも上手い。コーラスやデス声もとても効果的。そして泣きのギター!このギターの人かなり上手いんじゃない!?個人的にはめっちゃ好き。
とにかく2004年のランキングで1位にしちゃうほど完璧な名盤。
買いましょう。
独特なサウンドです。
メロディラインも曲構成も独特で、デス(といってもソフトなデス声)とクリーンの2つの声に加え
女性Voや民族楽器も使った中東プログレドラマティックメタル。
民族音楽との融合が見事です。こういう音、苦手な人は苦手なんだろうけど。
たまにギターがハッとするようなドラマティックで格好良いフレーズを繰り出します。
ドライブには不向きで、部屋でじっくり聴きたい音楽です。
2枚組のライブ音源もなかなか良い雰囲気でGOODです。
色んなバンドが居るものですね。
このバンドも個性の塊というか、なかなかいないタイプですね。
イスラエル出身というんだから、当然と言えば当然だけど・・・。
ジャンル的にはプログレメタルの一派になるのでしょうが、民族楽器や中東風のメロディを織り交ぜていくスタイルは個性的でとてもドラマティック、個人的にはツボ突かれました。
デス声とクリーンヴォイスを使い分けるヴォーカルは、OPETHのミカエル・オーカーフェルトに近い感覚。(音楽性もかな)
エモーションを意識したギターの音も、表情が多彩で凄く好み。
イスラエルという音楽的に無名である国でもいるもんですね、こういうバンドも。
世界は広いとつぐづく感じた次第。傑作!!
中々自分好みの音なんだが、他のパートと比べるとドラムがとても弱いのが残念。作曲のセンスには光るものがあるので、この点を改良すれば大きな飛躍が期待できるだろう。
これはいい!
最初聴いたときはそれほどインパクト無かったけど、聴きこむにつれてはまってきました。
展開がDREAM THEATERを彷彿とさせ、1曲目なんかLearning to Liveっぽいと思います。ギターソロもツボを押さえていてめちゃカッコイイ!
作品の完成度もかなりのもので、技術的にも安心できます。
でも上手いだけではなくとてもエモーショナルで聴いてると中近東の風景が目に浮かんでくるようです。
曲が盛り上がるところでは涙腺が刺激されてウルッときそうです。
オリエンタルなメロディが乗っているせいか、メタルの冷たさが無く、聴いてると安心してきてとても癒されます。
寝る前に聴くといい感じです。
傑作!!!
イスラエルにロックバンドなんていたの?
と思ってたぐらいにノーマークだった。
しかし買ってみるとなんと滅茶苦茶に良い!!
久々に音楽聴いて感動した!!
超お薦め!!
予想外だった。もっとスケールの大きい音像を想像していたんだが、サウンドは小じんまりとしている(予算の関係もあるんだろう)。
しかし音楽は実に独創的であり、素晴らしい曲もある(①②④⑤⑦⑪⑫など)
あと、確かにドラムが弱い(サウンド・プロダクションの問題もあるかも)気もする。
初期のテスタメントのドラムに近い印象というか・・・もっとスリリングに切り込んでくるようなオカズが叩けるドラマーが加入してプロダクションにも予算がかけれたら大化けしそうなバンドではある。
異常な完成度。
このアルバムを聴く時は一本の映画を観るような気分です。
あえて似ているバンドを挙げれば、ドリームシアターかと思いますが、こっちの方が土着的な香りがあって、和めます。
マジ最高。
インコマン 2010年1月15日(金)21時57分