CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
ROCK THE NATIONS / SAXON
1986年作。
既に廃盤。前作イノセンスより、少し往年の「SAXONらしさ」をとりもどした(?)作品で、俺のように彼等の過去の勲章にすがり付いている人間(解説書より引用)」にとっては、一筋の希望の光がさした内容であったが、今聴くとやっぱりアメリカ志向の音楽と音である。(特別ゲストとしてエルトン・ジョンが、⑦と⑨に参加している。)
手に入りにくいという意味で、貴重なものだと信じている(売り値が少し高かったので)
前作イノセンスと同じ路線上のアルバムになっている。ただ前作より凝っている曲が多い。さすがベテランの演奏って感じがする。クルセイダー、イノセンス、このアルバムと3枚セットでサクソンの低迷な時期であった。アメリカ志向ってのが受けなかったのか。俺としては結構グレードの高いHMになっていると思う。初期の頃だけだ〜って叫ぶファンはしょうがないにせよこの
頃のアルバムの批評ははっきり言って気にしないほうがいいと思う。(サクソンを理解していないアホがアメリカっぽいとかくだらないことほざいてるだけだから)
サクソンファンにとっては重要なアルバムだよ〜。それにこれがサクソンなんだよ〜。
タイトル曲、BATTLE CRYとSAXONらしさが戻ってきたかと思わせる曲もあるが、シングルカットされたWAITING FOR THE NIGHTのように相変わらずの中途半端にPOPなナンバーがあったりとアルバムとしてのクオリティは今ひとつだった。まあそれでもこの頃のSAXONがあったからこそ今の(SOLID BALL以降)SAXONがあるんだよね。