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STILL GOT THE BLUES / GARY MOORE
ブルースロック路線第一弾。これまでのメロディアスな楽曲のHRサウンドからの極端な変貌により
イマイチ、人気に陰りが生じているようですね。本作はオリジナル、カバー、ほぼ半々で構成されて
おり、淡々とした楽曲の中にもブルースのもつ情感を感じ取れる作品かと思います。ギタープレイも
テクだけではない、音楽の持つ熱さを表現しているようです。しかし、G・ムーア氏自体もこれほど
売れるとは思わなかったろうし、私もそうだったのですがファン自体も本作発表時点ではこの路線の
まま活動するなんて思った方はどれだけいたでしょうか。
いやぁ〜ゲイリ-のギタープレイに遠慮はないねェ〜。ブル-スカバ-でもギンギンに弾きまくっちゃってるもんねェ〜!すげェ〜 顔もすげェ〜!
私のお気に入りは「THAT KIND OF WOMAN」。御大ジョ-ジ・ハリスン様のスライドとリズムギタ-がイイ味だしてます。ゲイリ-のオブリと後半のソロがメッチャ好きやねん
!
それと最後の「THE STUMBLE」。ロックギタ-のお手本のようなプレイですな。このノリが最高!
リジ-・ファミリ-のブライアン・ダウニ-が数曲お叩きなられているのも見逃せませんねェ、アフロ好きの私としては!
いや〜リリース当時驚かされた名盤ですね〜(笑)
ブルースの名曲をゲイリー節にアレンジして、荒荒しくヘヴィーなリフ・ソロを融合させたのは、さすがゲイリー!
『Still Got The Blues』の泣きのチョーキングのメインリフでは何度切なく癒されたことだろう。
エンディングではゲイリー特有の高音域・低音域を縦横無尽に動き回り、時には加速したりテンポダウン
させたりして哀愁を漂わせるこの曲はホントに素晴らしいブルースナンバー。
他にもギター弾きまくりのブルースハードナンバー『Moving On』・『Oh Pretty Woman』・『Walking By Myself』有り!
ストレイ・キャッツを想像させるテキサスロカビリーナンバー『Texas Strut』。
ドライブ・リバーブが効いたリフがかっこいい『All Your Love』。
これぞ哀愁漂うブルースナンバー『Midnight Blues』。
ブルースに抵抗がある人でも、このアルバムは受け入れられるはずです。
ゲイリーのパフォーマンスには本当に驚きました。
ギターが感情的な表現が多彩にできる楽器だと初めて実感できた作品です。
タイトル通り、ブルース色の濃い作品です。いやー、渋い。
確か、アメリカでヒットして、一番売れたアルバムでしたっけ?
普通に部屋でCDをかけていたら、4曲目の表題曲が流れ出したとたん、嫁さんが「何これ?」と反応しました。いきなり哀愁に染まった曲が始まったので、びっくりしたみたいです。にわかに雲が厚くなり、周囲が暗くなったので、2人で笑ってしまった。でも天候をも変えそうなくらい、雰囲気をまとったギターですね。
(8)「AS THE YEARS GO PASSING BY」なんか「与作みたい」って言われました。言われてみれば、こういう音楽と演歌とは、共通するものがあるかも。
4曲がオリジナルであとは総てスタンダードブルーズのカヴァー曲らしい。
ブルーズとは言っても結構ノリの良いナンバーが多いし「STILL GOT THE BLUES」のような泣きのバラードなども収録されているのでHM/HRファンの人達にもアピールする要素が少しはあると思う。
当初この作品は企画物のはずだったんだけど・・・世界的成功によりこの路線で続ける決意をするっていうか・・・してしまうのでした・・・
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.138 ★
売れる音なんて音楽センスが多少あれば誰でも作れることに気づいたオヤジはやっと羽が生えた。
クール!
名盤!
もう少し書き込んでくれ!
ブルースと言いながら勘違い野郎が多かったがこれはお手本のような作品。
いろいろ思い出すと笑えるダメバンドが多いよね。
ブルースに興味はないけどハードロックとして見ても一流だ。
ゲイリーが尊敬されるわけが分かる。
こういうギター弾いてみたいよ。
表・裏のジャケットにもまた心を打たれる。
いつまでもギター少年というか…
初心を忘れない若さというか…
いつまでも聴きたい作品ですな〜
いや、ほんとこれはいいですよ。
ブルースとはいってもそれまで以上に弾きまくってますから、ご安心を(笑)。
いい曲ばかりですが、やっぱりタイトルトラックの「Still Got The Blues」が1番好き。
ゲイリーはギタリストとしてもヴォーカリストとしても1流ですね。
ブルースに転身しちゃったらしいからっていってスルーしてしまうのはもったいない。
これは非常にいい作品ですよ。
このアルバムは良いんですが、これがきっかけでブルース路線に走ってしまうのでいたしかゆし。
これをブルースと呼ぶには少しロックしすぎな感もあるけども。
御大アルバート・キング参加の「Oh Pretty Woman」がいいなぁ。
ゲイリー本人より説得力のあるプレイをされちゃ、本人もひれ伏すしかないでしょう。
思うに、ゲイリーはやっぱりロックの人だ。
ブルースマンはドラムン・ベースには手を出さないもの(笑)。
ブルースを継承していくという点では、その意義をもっとも期待できる人でもある。
個人的には路線変更は正解だと思うな。
途中寄り道はあったけど、今もホワイト・ブルースがベースとなったロックを
作り続けている。
いずれ、もっと黒人に近づいてゆくんだろう。
アイリッシュだからこそ、それは可能だと思う。
長らくノータッチ状態だった、ブルース路線ゲイリーに最近触れました。
いやぁ〜何とも贅沢だね〜
まだ本来のブルースらしいブルース自体は知らないんだけど、ブルースの渋さと小粋さにゲイリーのハードなギタープレイが加わって、ロックブルースが大好物な現在の自分にとっては、本当に贅沢な一枚!
ゲイリーの声質もブルースの渋みにピッタリ合ってる。