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GIVING THE GAME AWAY / THUNDER
THUNDER として 最後のフルレンス。でも、内容は「なんでこれで解散してしまう?」と、嘆かずにはいられない素晴らしいものです!それがまた嬉しいような悲しいような・・・。
アルバム全体に溢れている哀愁。
素晴らしすぎる><
サンダーの中では、このアルバムが一番好きです。トータル的に一番、質が高いと思う。
サンダーのアルバムの中では一番聞きやすいと思う。曲もいいが,ジャケットもセンス良し。
一家に一枚どーぞ。
まず、これはブリティッシュ・ロックの傑作です。メロディは素晴らしいし、アルバム全体を支配している「音」が渋いっ!
ギンギンのヘヴィメタルじゃないけど、こういうのも良いじゃない。
99年発表5th。相変わらずのTHUNDER節だが、これまでの作品群に比べて全体的に音が軽く感じられ、結果格別に渋く深いアルバムとなっている。このような世界を体現できるのは当時〜現在のシーンを見渡しても唯一THUNDERだけではなかったか。お洒落なジャケットも雰囲気造りに一役買っていてGood。ただ一点、個人的にカヴァー曲⑦だけは蛇足かと思う。出来が悪いわけではないのでボーナスとしては歓迎だが、本編収録はせっかくのムードを壊してしまう感が無きにしも非ず。
セカンドやサードの頃に顕著だった骨太のグルーヴや英国産らしい「灰汁」みたいなものは少し鳴りを潜め、
あくまでダニー・ボウズの「歌」が前面に出たアルバムといえるかも。「メロディ」「叙情的」という所からすると、このアルバムがベストだと思います。
じっくりとダニーがつづる旋律に耳を傾けてほしいのですが、ルークのギターも要所要所でエモーショナルなプレイを聞かせてくれます。
…作風としては、結構老成してしまった感もありますが、何よりもダニーの歌唱が素晴らしい!!!良い歌い手ですねー、この人は。
パワフルでダイナミックな歌唱も彼の魅力のひとつですけど、哀感にあふれたソウルフルな彼の歌唱に魅力を感じるなら、このアルバムは必聴。
…どの曲も「エモーショナル」という一点で統一されているのですが、確かにカヴァーの「ファンキー・ミュージック」だけ浮いた感じがします。
むしろこの曲をボートラとして最後に持ってきてくれた方が良かったような気も。
以外に評価の数が少ないバンドですね。
いいバンドなのに。アコースティカルで作曲されたのでしょう。地味な印象ですが、
渋さがあり今でも愛聴盤です。年を重ねるごとに魅力が増す珍しい傾向です。