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DEVIL IN THE DETAILS / SAIGON KICK
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95年発表の4th。
これ以前ははっきり言って大した印象は持っていなかったのですが、(失礼)
このアルバムを聴いた印象は、「とてつもないモノを作ってくれた!!!」という感じです。
オビには、「変幻自在のこの世界では、いくつもの顔を持つことが出来る。
ジャンルにとらわれない音楽ファンにうったえかけた勝負作!」と書いてありますが、
そんな生易しいもんじゃありません。
ファンク、ラテンフレイバー、フラメンコギターのようなギターワーク、
ダンスみたいな要素、もしかしてパンク、アコースティックなバラード、
へヴィネス、グルーヴ、分厚いコーラス、etc,etc,
なんとも言い切れない様々な音楽の要素を、しっかりHRという手法で違和感無く、
いやむしろ、渾然一体といえるまでに仕上げたこのバンド、只者じゃあありません。
敢えて形容対象を探せば、精神性という点ではTRIBE OF GYPSIESが近いのでしょうか。
もしくはANGRAの「HOLY LAND」なども思い起こされます。
いわゆるHM然としたサウンドを期待するなら肩透かしかもしれませんが、
個人的には、これだけの要素をしっかりと包み込むことのできるHRという音楽の懐の深さを教えてくれた、
ずっと大事にしていきたいアルバムなのになりました。
何より無理に詰め込んだような散漫な感じがしないし、とにかく気持ちいいのです。
HRは本当に素晴らしい音楽ですね。
そのHRのフィールドを奔放に駆けるSAIGON KICK。
恐るべし。
こんなバンド、ザラにはいないですよ。いや、ほんとにマジで。
超オススメ!!!!
けんしょー 2004年4月29日(木)21時25分

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