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THE ARTIST IN THE AMBULANCE / THRICE
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アメリカ今のエモ・スクリーモシーンにおいてこのバンド、人気あるし、僕も好きです。
このバンドの演奏は実は思いっきりデスメタルだったりします。ギターはメタリカ、時にアイアンメイデン的なアプローチをみせ、(実際、影響があるみたいなことをG誌で言ってました)リフはかなり北欧デスぽかったりします特に②や⑥のリフなんかそう。ベースはニューメタルにありがちなギターリフをそのままなぞるようなことはなく縦横無尽に弾きまくっています(少し音量が小さいのが残念)ドラムはわりと疾走感を重視した叩きかたに好感が持てます。ボーカルは結構枯れた声ですが、クリーントーンとデス声ともいえるシャウトを上手く使い分けているとおもいます。が、随所でやや苦しそうに歌っているのでライブでの再現が危ぶまれます・・。全体的には北欧メロデスとメロパンクを合体したような音楽性のバンドに思えます。
前置きが長くなりました(爆)曲のほうは①〜⑥、⑩〜⑫がかなり良いです。特に③はプロモが作られていてそれ観てハマリました!⑦〜⑨で曲のレベルが落ちるのが残念ですが、まあ、お腹一杯です。
このバンド、僕も好きです。
所々に北欧メロデスからの影響が見られるのですが、不思議とクサくなく(クサいバンドも僕は好きですが)、独特の雰囲気を持ったバンドだと思います。
あまり聴きこまないうちは前半にいい曲が集中してるなーと思ったものですが、後半もずっと緊張感がキープされていてスライスのつくりだす世界に引き込まれてしまいます。