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I VERSUS I / COCOBAT
メタリカ初期好きな方、聴いてみて下さい。
pusheadのジャケットから、ラストの「CHOVA」まで、とにかくよい!
サイコー!
なかなかかっこええやないですか。
フレミング・ラスムッセンらしくスラッシュな音像がいいっす。
曲は今風スラッシュというかグルーヴ重視のヘヴィロックって感じかな。
ベキベキ鳴るベース、太くもまろやかで押し付けがましくないちゃんと歌うヴォーカル。
歌詞は英語、日本語、スペイン語がごちゃまぜだけど違和感ないし。
先入観だけでいままで敬遠してたけど聴かず嫌いはいかんなあと思いました。
いや、かっこええ。
スラッシュを通過したヘヴィロックで、近似値を求めるならば近年のANTHRAXあたり。
それで大体中身が想像できると思うのですが、やはりリフの応酬が燃えます。
それを抜け出した後に、ポッとエモい歌唱やらギターソロやらを使うようになり
メロディを意識した曲作りになっているのがポイントです。
これが邪魔になってストロングさに欠く曲が増えたのも事実ですが。
とはいえ、一曲目の「I vs. I」を筆頭に佳曲が並び、リフで昇天できる「EYE SURRENDER」「TRY OUT」、
新境地と呼ぶべき「CHOVA」とインパクトのある曲もあり、それなりの聴き応え。。
「BOBO」の再録版が収録されてますが、これは蛇足。コーラス邪魔です。
相変わらず捨て曲が多い(12曲中4曲ぐらい)ですが、これは今に始まったことではありません。
歌詞は英語とスペイン語?(ポルトガル語だったような気がするんですけど)を使い分けながらも
要所要所で日本語を取り込み巧く抑揚をつけています。何語にしても発音がいいとは言えませんが。
ベース音が奥に引っ込んで、ベキベキ、むしろギチギチと下品に鳴るスラップ音も
聞き取りづらいです。ギターに音圧があるのでそれに埋もれてしまいます、残念。
このサイトに来る人には勧めやすいアルバムですが、初期のようなパワーを追い求めると厳しいものがあります。
それにここまでメロディックでも無いですし。
1/144 2004年3月16日(火)10時59分
ドロップDチューニングを多用した怒ヘヴィなギターにタケシットのスラッピンングプレイが絡み、ヴォーカルの声も素晴らしい最高の作品です。
今作のでのプロデューサーはかつてメタリカのプロデュースをしていた人物だけあってけっこうスラッシュぽい内容に仕上がっています。
激しい内容ながらも時折、メロディアスなフレーズが飛び出る等聴き所満載のアルバムです。
TSUKIOOKAMIに収録されていたBOBOやUDEの新録バージョンも収録されています。
因みに、自分は初回限定のミニCDが付いたものを買いましたが、44MAGNUMのカバーやアルバムに収録されているいる音源と異なるバージョンが収録されていたりと、とても良い内容でした。
日本の土着的な雰囲気を纏ったスラッシュハードコアって感じで
ザクザクなギターに力強くも凝った展開のリズム隊が合わさったリフが凄く格好いい。
あとギターの空間系エフェクトの使い方が絶妙!