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JUDGEMENT / ANATHEMA
'99年 5th。
ゴシック色は希薄になり、よりプログレッシブでメロディアスだけど、まだ充分メタルしてます。 彼ら最後の「メタル・アルバム」
クラシカルな雰囲気の旋律に、微妙で繊細な光を浴びたような情景を想い描き、微妙な光のシンフォニーを創出し、光の変幻を取り入れたモネの絵画がイメージとして浮かんできました。
速いメタルやツーバスのみが好きな人には間違ってもお薦めできませんが、メタルファンだけでなくもっと広い層に聴いてほしいアルバムです。
次作は日本盤出てたのに、この5thは輸入盤のみの様でした。その辺も理解出来ない。
美しい。音楽も、ジャケットも。
これ、一番好きだな。
ちょうどこのアルバムをヨーロッパ出張中に良く聴いていたけれど不思議な位にヨーロッパの淀んだ曇り空にマッチしたのが忘れられない。
彼らのピンク・フロイドへの傾倒が露骨に出た面もあるけれど、楽曲はバンドのピークに達していると思う。
何で、これほどの作が日本で紹介されなかったのか本当に残念。
日本盤も出た次作よりこちらが上でしょ。