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WHEN SECONDS COUNT / SURVIVOR
当時と友人と共に感動した希代の名曲「Is This Love」を収録!!佳曲で目白押しの1枚。彼らの中で1枚選ぶとしたら迷わずこのアルバムを選びます。再度スタローンと組んだ「RockyIV〜炎の友情」のテーマ曲「Burning Heart」(BB誌2位)も収録し、メリハリの効いたRon NevisonのProduceやPeterik/Sullivanコンビの楽曲も会心の出来です。
「How Much Love」「Keep It Right Here」や美しい旋律の「Oceans」「Man Against the World」は特にお気に入り。Back VocalsでJimi Jamisonと同様ハイトーンヴォィスのTommy Shaw(Styx,Damn Yankees)が参加。
前作VITAL SIGHNSと並ぶSURVIVORの代表作。
VITAL SIGHNSのメロディアスHR路線を継承しつつ、より重厚な音に仕上がっている印象を受ける。全体的に哀愁漂う曲(Keep It Right Here、Man Against the World、Oceans、Backstreet Love Affair)が増えいるが、アルバム全体のバランスを取るのに効果的と思う。メロディアスなHow Much Love、Is This Love、Rebel Girlは、この時期を代表する曲。
REBEL SONに涙、涙、涙・・・・・。
個人的には、充実の名盤「VITAL SIGNS」より好きだ!!彼らの中で最も感動的なポップ曲「IS THIS LOVE」はホント稀代の名曲!!そのほかにも「HOW MUCH LOVE」とか「MAN AGAINST THE WORLD」「REBEL GIRL」「OCEANS」などなど。それにしても「IS THIS LOVE」の素晴らしさって言ったらもう・・・
まず名曲だらけってのもあるけど、それ以上にアルバムの構成(曲順?)がいいですね。1曲目って大事だなと。1曲目が退屈だとそこで意識が別のところに行ってしまってその後の曲に没頭できない。その点How Much Loveは完璧。すがすがしい朝の目覚めのごとく「今日も1日がんばるぞ!」と。その後山超え谷越えて、9曲目のIn Good Faithで旅の締めくくりのごとく、大いに泣かせてくれる。その次、ラストのCan't Let You Goがまたいいじゃありませんか。「またこれからがんばろう!」って気にさせてくれる。そして再出発だ!ということでHow Much Loveを聴いてしまう・・・。永遠にループしてしまうわけだ。恐れ入った。
それ以降も名曲を出し続けたけど、「VITAL SIGNS」とこの「WHEN SECONDS COUNT」はアルバムとしての完成度が高いですね。
清廉なピアノの音が印象的な必殺バラード「MAN AGAINST THE WORLD」は前作の「THE SEARCH IS OVER」に決してヒケをとらないバラードだと思うし、
「HOW MUCH LOVE」やら「IS THIS LOVE」やら名曲の宝庫。
タイトルトラックの「WHEN SECONDS COUNT」にしろ、超名曲「REBEL SON」にしろ、このアルバムは聴いているとポジティヴな気分にさせてくれます。
なにしろ、「REBEL SON」は大学受験に臨む日の朝にこれを聴いて会場に向かった、という思い出深い一曲だし…
この曲はVAN HALENの「DREAMS」とともに聴き手を一瞬にしてポジティヴな気持ちにさせてしまう珠玉の名曲だと思います。名盤。
VITAL SIGNSと同等!!スキなしアルバム!!ど名盤だ〜〜〜〜
久しぶり(15年ぶりぐらいだろうか?)に聴いたが、これは凄い名盤ではなかろうか?
上の方が仰っているように、隙が無いぞコレは。
こーいうのを本当の意味で「メロハー」と呼ぶべきなんじゃないだろうか・・・ふとそんな思いに駆られました。
文句無しの名盤。
涙無しには聴けません。特に「How Much Love」〜「Oceans」
までの流れは完璧!
ロック史に燦然と輝く超絶名盤「Vital Signs」と双璧をなす、
彼らの6th。
前作に勝るとも劣らない絶品のメロディとサウンドにただただ
驚くばかり。手放しで褒めちぎる事に何の抵抗も無い名盤です。
特に頭5曲の流れは前作を凌ぐと思う。
こんな素晴らしいバンドが日本ではロッキーソング以外無名とは・・。
JOURNEYやQUEENが定期的にリバイバルヒットしているのを見ると
余計に歯がゆく感じてしまいます。
そして86年11月、待望の最新作WHEN SECONDS COUNTが発表された・・・すみません、VITAL SIGNSの所で拝見したどなたかの思わせぶりなレビューで始めてしまいました。この方は本作はレビューされてないようですが、いかがなさったのでしょう? それはさておき、当然の如く前作の延長線上にある本作ですが、曲ごとにタイプのメリハリがついたように感じます。それは音にも言えることかな。ジミのVo.もピートリック/サリバンの楽曲に慣れてきたのか、堂々溌剌と歌い上げている。楽曲のクオリティは前作と甲乙つけ難いが、無理矢理対比すれば前作が新鮮、本作は円熟となりましょうか。何にしてもこれだけは言えます。ジミ在籍時代のSURVIVORがお気に召した方には、特に本作とVITAL SIGNSはマストアイテム! 但しBURNING HEARTは収録していません。
5th『VITAL SIGNS』が一定の成功を収め、映画『ロッキー4』に主題歌として提供した“BURNING HEART"も
(ディオンヌ・ワーウィックの有名曲“愛のハーモニー"に№1の座こそ阻まれたものの)シングル・チャート
最高第2位にランクインする大ヒットを飛ばした事で、ヘッドライナー・バンドへと昇格を果たしたSURVIVORが、
その結果持ち得た精神的余裕と勝ち組の貫禄を持って制作、'86年に発表した6thアルバム。
プロデューサーには再度ロン・ネヴィソンを起用し、前作の必勝パターンを手堅く再現してみせた本作は、
やや歌モノ志向が強まり躍動感が薄まった点を除けば、ヒット曲“HIGH ON YOU"を彷彿とさせるOPナンバー①といい、
前作のハイライトだった“FIRST NIGHT"から“THE SARCH IS OVER"への流れをそのまま裏返したかのような
④⑤の展開といい、全体的に『VITAL SIGNS その2』的な色合いが強く感じられる仕上がり。
と言ってもそれが悪いなんて事はなく、定まった型の中で、似て非なる名曲を生み出し続けるSURVIVORの
曲作りの上手さに心底感心させられた次第。特にA面サイドの充実っぷりは尋常じゃなく、殊に、ポップでキャッチーな
③(シングル・チャート最高8位にランクイン)、萎えた心に喝を入れてくれる誇り高きバラード④、
華やかに躍動する曲調に心浮き立つ⑤は、メロディアスHRファンなら必ずや胸打たれるであろう必聴の名曲。
リリース当時、ビルボード最高47位程度の成績しか残せなかった事実が俄かには信じ難い、産業ロック史に
燦然と輝く名盤にして、『VITAL SIGNS』と並んでSURVIVOR入門篇に打ってつけの1枚かと。