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CHIMELA / ARIA
速弾きなどのトリッキーなワザがあるワケでもなく、目新しい何かがあるワケでもないのにココロ惹きつけられるのは
古き良き80年代のHMの息吹をそのまんま感じることができるからだろう。
荒削りな雰囲気ながらも、起伏に富んだ楽曲とストレートなメロディ、美しいハーモニーが充分に堪能できる作品。
祖国ロシアでは国民的人気の有名バンドらしく、老舗バンドの貫禄も充分。ホントカッコいい。
スタイルがやや古いからか、日本ではあんまり知られていないみたいだが、もっと日本でファンを掴んでも良さそうに思うんだが・・
このアルバムが今のところ最高傑作じゃないかな、と思う。
ARIAの2001年にリリースしたアルバム
Voの声質もあってか後期スコーピオンズのような洗練されたメロディアスなHM/HRサウンドを披露、ロシアのバンドとは思えないワールドワイドな音楽性が見られその手のサウンドが好きな方なら安心して聴くことが出来るかと思います。個人的には彼らの魅力でもあるマイナー調の泣きのメロディにメイデン+プリースト的なツインリードが炸裂する男泣きのメタルナンバーが好きだったのでちょっと肩透かしを喰らった気分でが泣きの疾走①がその部分をフォローしているので問題無しです。欧州産の湿り気とメジャーな感覚が上手く溶け合いらしさを失っていない今アルバムはロシアを代表するバンドに相応しい好盤です。
失恋船長 2008年10月18日(土)13時59分