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DEATHRASH BOUND / AION
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AIONの幻のデビューアルバムです。
「え?"HUMAN GRIEFMAN"が1stじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかも
しれませんね。ヴォーカルがヒサヨシ氏からNOV氏に交替した際、"DEATHRASH〜"は
廃盤、代わりにヴォーカルのみ差し替えてリリースされたのが、"HUMAN〜"なのです。
この辺の経緯から察するに、ヒサヨシ氏はどうやらあまりいい脱退じゃなかったようで…。
よって、曲とヴォーカル以外のテイクは全部"HUMAN〜"と同じ、違うのはヴォーカルと
曲順だけなのですが…いやはや、全くの別物と言っていいくらい印象が違います。
やはりヴォーカルはバンドの顔だと痛感します。
NOV氏があくまで正統派メタルの実力派なのに対し、ヒサヨシ氏は完全にスラッシュの
ヴォーカル。メロディはわりと含んではいるものの、時々シャウトをきめつつ
がなりたてまくってます。丁度JURASSIC JADEのヴォーカルさんみたいです。
往年のスラッシュ好きとしては、たまらない格好よさにあふれてます。

さて、"HUMAN〜"とこの"DEATHRASH〜"どちらが上か?難しい問いです。
NOVのヴォーカルは確かに強力極まりないのですが、強力すぎて歌モノに
なってしまい、"HUMAN〜"はスラッシュというよりパワーメタルに近くなって
いたような気がします。"DEATHRASH〜"を聴くと、これらに入っている曲は
元々ピュアなスラッシュだったということが分かります。それぞれ別の
視点から見れば、どちらも甲乙つけがたい名作ではないでしょうか?
入手が非常に難しいアルバムなのですが(僕自身、ダビングで回ってきて
ようやく聴けた有様です)、機会に恵まれたら是非多くの方に聴いてもらいたい
一枚です。
気軽に入手出来ないアルバムを紹介するのもどうかと思いましたが、Web上でも
このアルバムが語られているところはあまりないようなので、あえて投稿させて
頂きました。
Psyvalla 2002年8月15日(木)22時16分

Psyvallaさんがいいこと仰っていますね。
硬派で攻撃的な音に、随所で聴かせるメロディー構成は流石実力派のAION。
また、このアルバムのヴォーカルであるHISAYOSHI氏はスラッシュ特有の唄いまわしが非常に上手い。

ストレートな突撃型スラッシュ、攻撃性を求める方ならこのアルバムは本当にお勧めしたい一品です。
本作自体'89年に出され、かれこれ15年も経っていますが未だ古臭さは全く感じません。
Selene 2004年10月14日(木)21時52分

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