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薔薇の聖堂 / MALICE MIZER
ヴィジュアルとゴシックの極致。
薔薇に彩られた悪意と悲劇の物語です。
私の人生の中では、未だにこのアルバムを凌ぐほどの、ゴシックという形容が似合う音楽には出逢っていません。
メンバー3人になり、事実上ラストアルバム。
『虚無の中での遊戯』『血塗られた果実』『白い肌に狂う愛と悲しみの輪舞』の三曲が激しいくらいで、他は雄大なパイプオルガンを使用したインスト曲だったり、落ち着いたゴシック曲だったり。
『聖なる刻 永遠の祈り』はmanaも自画自賛な最大のヴィジュアルゴシック曲。
最強のゴシック。
99点。
暗くも幻想的な世界に引き込まれます。
プログラミングの達人やね、Manaは。
買うなら初回版をお勧めします。
Gacktを失ったことによりマリスの方向性が変わったと思われる作品。
より、ゴシック、ゴシックメタルに限りなく近くなり(そのものになった?)生楽器から打ち込みやシンセの色合いが強くなった。
全体を通して「マリスにしか作れない曲」がなくなったしまったのが痛い。
初め聴いたときはなかなかのショックを受けました。
ヴィジュアルと音楽がここまで融合するとは!って感じました。
ダーク&ゴシック&クラシカルです。
すさまじい完成度!これまでのアルバムがあまりにもポップでちゃちに思えるほどの作品。
ガクトが残ってたら到達できなかった作品だと思うなぁ。
このアルバムは捨て曲無しです。ゴシック全開!!
Gacktが脱退してから一般人にはついていけない世界観になりましたね。もともとついていきにくかったですけど。
Klahaもいいし、オペラっぽい曲も最高です。
洗練された録音ではない。シンセを引き倒したような作風。
ヴィジュアル系の到達点の暗黒の一つ。
つまりそれからの"先にやることが見えなくなってしまった"暗色のアルバム。だと思うんですが、どうでしょうお前ら。
観念で言うと、ゴシックの解釈を散りばめ・魅せるスタイルが放棄されている所。それをやったらおしまいなのに、魔が差したようにストレートに作ってしまった。これでは終わるしかないじゃん。取っつきにくいのも当然。プロモーションも少ないのも当然。
創造と終焉の退廃美。