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ANGELFIRE / MILLENIUM
1999年リリースの2nd。
なんで誰も書かないのかなぁ。適度な重さと哀愁のメロディがあって、私好み。特に7曲目までのクオリティは圧巻です。
確かに隠れた(?)名盤ですね。
EYEWITNESSがいいバンドだったので当然期待して買いましたが、その期待を損ねることの無いすばらしい内容でした。イメージ的にはTENやTNTに近いかな?透明感のある美しいメロディを美声Voが丁寧に歌い上げている、っていう感じですかね。かといって普通のハードポップバンドではなく、適度なハードさも持ち合わせていて、その絶妙なバランスがたまんないですね。
3rdが昨年末頃、ヨルン・ランデが参加して話題になってましたが、個人的にはこの2ndの方が好きです。確かにヨルンと比較するとあそこまで幅広くないですが、決して音楽性を損ねることなく、というよりはむしろ楽曲の質を高めています。ヨルンとは若干タイプが違うので、比較すること自体が無意味かもしれませんね。
Voのトッド・プラントはどこに行ってしまったのでしょうか。彼ほどの実力の持ち主であれば、色んなバンドから声かかりそうだけどなー。
このBandの魅力は、MSG+Harem Scarem/2なところ。
この作品は2つのBandの良い所だけを取り合わせて作ったような素晴らしい作品。
メロディとハードさのバランスも良く、Gワークは「流麗」と言う言葉がピッタリ当てはまる。
「メロディアス・ハード」が好きな人は是非!!
ラルフサントーラのギターワークが素晴らしい。
この泣き具合はハンパじゃない。
Voのトッド・プラントはメロディアス・ハードのためにあるような声なので、哀愁ただよう曲達にピッタリです。
全ての曲が泣きメロ満載!
ボドムっ子 2003年9月23日(火)16時55分
いやー、名盤ですよ。ギターもいいし、ヴォーカルもいい!メロデイアス・ハードの王道を行ってます。
ところで、ヴォーカルのトッド・プラントどうなったか誰か知りませんか?
僕がエッジのある音に求める要素は、ほぼ全て揃っていると思います。重さ、哀愁のメロディー、厚さ。マイナースケールのメロディアスな曲に、僕の耳は惹かれてしまいます。素晴らしい一枚だと思います。
ラルフ サントーラってかなりいいギタリストですね。
テクももちろんですが、扇情力や構成力、タッチなど、いいギタリストに必須な素養を見事に兼ね備えています。
特にこのアルバムではラルフの魅力が炸裂しています。
曲も素晴らしく、次作よりも本作のほうが哀愁溢れて私好みです。
もう皆さんの書き込み通りの素晴らしいアルバムです。
哀愁を帯びてるけどクサくなり過ぎてないのがミソですね。
美しいメロディとコーラスを堪能できる一品。
ふと立ち寄った中古店で欲しいものが無いと思っていたら、
個人的にかなり懐かしいバンドの名が目に飛び込んできました。
MILLENIUMは次作であるHourglassしか持っていませんでしたが、
当時かなり気に入って聴きまくっていて、良いバンドだと思っていました。
で、この2ndが物凄い勢いで安売りしていたので衝動買いしました...
いきなりですが、この手の作品を聴くのがかなり久しぶりということもあり、
何かやけに懐かしい気持ちに(笑)
3rdしか聴いていなかったので、MILLENIUMと言えばJorn Lande(Vo)!!
というイメージが勝手に定着していたんですが、この2ndでヴォーカルを
とっているJ. Todd Plantはまた彼とは違った声質で、Jornが少しかすれた、
中音域での(低音も高音も上手く芸達者ですが...)パワフルな歌唱であったのに対し、
Todd Plantは非常に伸びやか(ハイトーンとはまたちょっと違う)でクリアな声質です。
そしてそのヴォーカルの所為なのか、楽曲の醸し出す雰囲気もかなり違いますね。
3rdはハードポップな感覚が強かったのですが、これは上で皆さんも書かれている通り、
まさに哀愁・叙情のメロディアスハードです。Todd Plantの切々たる歌唱がまた良く、
Ralph Santollaの弾く情感豊かなギターワークと相まって凄く心に沁みます...
とまあ全体的に愁いが漂っているんですが、音質が骨太で、それに負けじと力強さも感じさせる
ところが素晴らしい!!メロディ派やこの手が好きな人なら間違いなく悶絶できる極上品だと思います。
個人的には3rdよりもツボにきたのでより気に入りました。
最近、ブラックばかり聴いていて、とあるバンドの書き込みのところで、
「普遍的なメタルのカッコよさやメロディがどうでもよくなる...」
みたいな感じで書いていたんですが、余りにも暴言でしたね...
「自分は分かってるんだ」みたいなことを恥ずかしながら思っていたようです。
カッコいいものはカッコいいし、良い作品は良い作品だと素直に受け入れることができた、
あの頃の初心を、再びこのアルバムが教えてくれた気がします...
あと、毎度のことながらこれもジャケットが雄大な感じで好きです。まさにAngelfire!!
EYEWITNESS時代のデモテープを流用して制作された「初期音源集」的内容の1st『MILLENIUM』に対し、全曲が完全な新曲で固められ、
メンバーの著しい成長ぶりがしっかりと刻まれた、実質的なMILLENIUMのデビュー作と言っても過言ではない'98年発表の2ndアルバム。
ラルフ・サントーラのウリ・ロートを彷彿とさせるメロディックなGプレイと、トッド・プラントの伸びやかで癖のないVo、
そして分厚く美しいボーカル・ハーモニーに彩られた楽曲は、叙情性/ドラマ性/そしてフック満載のメロディのキャッチーさ、
何れの点においても前作のそれを大きく凌駕。なんせ15曲も収録されていて、捨て曲が全くないのだから畏れ入る
(とは言え、曲数はもう少し絞った方が更に印象は上向いたと思うけど)。暗くも重くもなり過ぎない爽やかな哀愁と、
心地良いポップセンスが巧みに組み合わされた、所謂「MILLENIUM節」は、本作をもって確立されたのではなかろうか。
特に、本編への期待が膨らむ劇的な序曲①から繋がっていく、FAIR WARNINGばりの高揚感に満ちた②、
哀メロが五臓六腑に染み渡る叙情ナンバー④、エモーショナルに紡がれる泣きのGソロに涙腺が決壊する⑥、阪神大震災を題材に取り上げ、
シリアス且つドラマティックに疾走するROYALHUNT風の⑨・・・といった楽曲は、このバンドならではの魅力に溢れた名曲。
個人的にMILLENIUMのカタログの中でも最もお気に入りの1枚であり、彼らの入門編として強くお薦めしたい名盤。