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NOCTURNAL OPERA / MOI DIX MOIS
ex.MALICE MIZERのギタリスト、ManaさんのプロジェクトMoi dix moisの2ndアルバム。
このバンドの作品は普通のメタルと違い、ギターよりもストリングスやキーボードなどの
音色に比重が置かれている音像で、そこが新しく感じられたため凄く気に入っています。
日本のインディーズ界もこんなアルバムを輩出するアーティストがいるなら、
まだまだ捨てたもんじゃないですね。
色々な意味で1stよりも進化・深化した作品だと思います。
前作はクラシカルなフレーズのキーボードとともに疾走する曲が殆どで、一曲単位で聴けば
素晴らしいものの通して聴くとやや食傷気味だったんですが、今回はバラード調の
「Mephisto waltz」や管楽器を前面に押し出した「the Prophet」など前作では
無かったような曲も収録され、飽きる事無く一気に全曲聴き通す事が出来ます。
初めて聴いた時、40分があっというまでした。
全体的にはキャッチーさが薄れ、ドラマ性が濃厚になった印象です。
歌詞面でもやや稚拙に感じられたフランス語を排したためか、より世界観が深くなった感じがします。
歌詞はコンセプトに沿って描かれているものの、全ての曲に個人的な思いを込めたらしく、
単に耽美なだけでは終わらない深みが出てきたのではないでしょうか。まぁ、英古語の文法が
おかしかったり突っ込み所も無いわけじゃないですが、前作よりも進歩していて好感が持てます。
個人的な好みを言えば、Jukaさんのヴォーカル、声質はとても良いんですがオペラティックと
言うにはやや声量に欠ける感じがします。Manaさんのプロジェクトだからって遠慮しないで、
もっと個性を出して歌っていった方が更に良くなると思いました。
…最後に、約3500は高すぎ!!財布が血を流してます(笑)
まぁサウンドも豪奢だし衣装やアートワークにもお金かかってそうだから仕方ないのかも。
こんなにいいアルバムでも、もっと宣伝しないと誰も知らないままだよ。
もったいない。
今まで聞いてきた中で最高傑作のアルバム。クラシカルであり、プログレ的でもあり、とにかく最高。アルバムはオペラっぽく、ヘッドホンで聞くと2台のチェンバロが左右で鳴ってるようで、快楽。Manaの作曲、アレンジ能力は郡をぬいてる。フランスでライブやったときもANOREXIA NERVOSAのメンバーが見に来たくらい。
このアルバムは実に素晴らしいです。前作のストレートさももちろんいいですが、この作品では、Manaの持つ作曲センスが様々なタイプの曲にいかんなく発揮されています!この激しく美しい世界、メタラーにもオススメです。ギターの速弾きを期待すると、それは失敗しますが、リフは文句なしにカッコいいです。スラッシュ的なスピード感が好きな方にもオススメです。
④は、このバンドの中ではかなりポップな曲で、あの麗しいメロディは個人的にマリス時代の「AU REVOIR」辺りに通じるものがあると思いますので、あの曲が好きな方にはぜひ聴いていただきたいです。
V系史上最大のコンセプトアルバムにして最高傑作。mana様の才能の全てが如何なく発揮された奇跡的な作品。アルバムジャケからしてすでに名作の臭いプンプンただよっている。後はそうレジにもっていくだけなのだが・・・置いてない店けっこう多いよね。語るより聴けっと言いたい!
5年前の作品なんですね。もっとメタルしてるかと思ってたので少し肩透かし喰らった気分です
音は弦楽器が前面に出ていて、ドラムとギターの厚みが弱いと感じました。
中古で購入したので妥当な感じかなと思います。
Mana様の趣味全開。弦楽器が暴れまくってます。
一曲一曲の美しさがハンパじゃない!
ただ、ドラムの音が最悪です・・・小さすぎ。
Dix Infernalよりヒドくなってると思います。