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THE WHO SELL OUT / THE WHO
一応「インチキCM」と「海賊版ラジオ局へのトリビュート」がコンセプトになっています。
WHOの初心者にはベストアルバム以外ならこれか「NEXT」をオススメします。
なんといってもバラエティに富んだ楽曲が素晴らしい。
個人的には「TATOO」「OUR LOVE WAS,IS」などが特にお気に入りです。
「I CAN SEE FOR MILES」はピートが“売れる"とかなりの自信を持って発表したシングル。(でも売れなくてピートは落胆)
サビでのキースのドラムは狂ってます。
狂ったドラムはオマケで収録された「JAGUAR」でも聴けます。
オマケが充実しているのもこのアルバムの特徴かと。オマケだけでもう1枚アルバムできる。
中古屋で通常盤買ったりすると損しますよ。
確かに、このCDはオマケが非常に充実してますよね。意外なところではHall Of The Mountain Kingなんかも
演ってるし。コレはRainbowのバージョンを聴いたことのある方は多いと思いますが、
このWHOバージョンもこの時代の録音にしてはなかなかハードに聴かせてくれます。
勿論、アルバム本編もPOP性のある佳曲が目白押しで文句なく楽しい作品です。
THE WHOのアルバム中、最もポップな3rdアルバム。
本当に聴きやすい。ビートルズ好き人ならかなりハマるんじゃないだろうか。
私見だがこの頃のピートのポップな曲を書く能力はLENNON&McCARTNEYにも負けていない。
ジョンが提供している「けちのサイラス」なんかも実にいい味を出している。
上の方も書いているとおり、追加で10曲収録した『+10』は特にお勧め。
以前はボックスセットでしか聴くことのできなかったジョン作の「SOMEONE'S COMING」、ロジャーとWHOのローディ共作「EARLY MORNING COLD TAXI」、キース作「GIRL'S EYES」なんかは、意外と言っては失礼だが結構良作。
