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CLEANSING / PRONG
「洗浄」である。
初めて聴いたときは脳味噌を引きずり出され、頭蓋骨内壁をゴシゴシこすられるような気分になった。というと気色悪いか。まあ要するに頭を空っぽにしてのめりこめる1枚ということですな。
①、②もいいけど私が一番好きなのは④。凄いよこの曲。月にまで飛んでいけそうなスピード感もたまらんし、カミソリの歯のように鋭いリフの連続も痛快。
いいバンドだったねえ。
今聴いても、やっぱりイイ!
基本はインダストリアル+テクノ+スラッシュてな感じです。しかし、メタル的ヘビーリフと、インダストリアル的カッチリながらも変則的なフックを持つ軽快なビートがここまでうまく融合するとは!
重たいようで結構ポップなメロも最高
わるあがき 2002年11月25日(月)23時13分
いやー!たまらないっすねこの音!
心の何かを洗うようで聴いててマジで気持ちいいっす!
題名まさにそのまま(泣)
後半ちとダレるが、前半のハイテンションさは尋常じゃない!
無表情で自虐行為を繰り返す職人の様な硬質感がたまりません。
「インダストリアル寄りのハードコア」といったおもむきだが、
この人達ほんっとに奇妙な個性な持ち主で、孤高の存在感を放ってます。
PROVE〜からグッとリズムコンシャスになったなー。
奇想天外なメロディとか不穏な空気は減退したけど、音も硬めだし不協和音リフも健在でPRONGらしさは残ってる。
このリズムは気持ちいいぞ。
ポール・レイブン加入の影響なのかやけにKILLING JOKEっぽい曲があるのはご愛嬌?
当時このアルバムを聴いて、時代が急変してるな〜と実感しました。
普通のメタル、スラッシュがろくなリリースをしなくなったなか、独自の
新しさをポップに気持ちよく表現できたバンドだと思います。
NYの鬼才ハードコアバンドの会心作。非常にキャッチーでフック充分なリフ満載。
3ピースでここまでかっこ良いアンサンブルはそう無い。
ギターの音色は流石テリーデイト。
SWANS風の強迫的へヴィジャンクサウンドにハードコア・スラッシュメタルのエッセンスを加えた演奏が特徴か。
エッジの効いたハードなギターリフと、タイトなリズムを刻む重いドラムスのコンビネーションが素晴らしい。
所謂インダストリアルメタルと呼ばれるタイプのバンドの99%は、PRONGの前では日向の縁側の雪のように消えちまうよ。
先鋭的で強烈だ。
'94年('93年?)発表の、フル・アルバムとしては4枚目です。
フォークと目玉(これは魚?)なジャケが妙に怖いです。そう言えば彼らのバンド名は、フォークの刃を意味してるんでしたっけ?
前作『PROVE YOU WRONG』で加入したベースのトロイが脱退し、KILLING JOKEのポール・レイヴンがヘルプで参加。
前作と比べ、サウンド(特にギターの音)が劇的に変化し、しかも曲毎にけっこうカラーが違います。超高密度な重低音、まさにモダンなヘヴィネスっていう音。こういうのを「ヘヴィ・メタル」という言葉に当てはめたい。
歪み切っている音なのに不思議に整合感も感じたりします。クーカイさんの「頭蓋骨内壁をゴシゴシこすられるような」という表現が何だかしっくりくるような、奇妙な感触です。
どんなにヘヴィにしても、実験的で幅広い曲を演っても、相変わらずのPRONG節的キャッチーさは健在なのもすごい。
今なお尖鋭的な、ヘヴィ・ミュージックの名盤でしょう。PRONGを最初に聴くならこのアルバムがおすすめ。
前半聴いて名盤だと思ったが、↑の方ご指摘の通り後半若干だれてしまう・・惜しい
聴くまで正直なめてました。ごめんなさい。
ygele 2009年7月30日(木)18時21分