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REQUIEM TENEBRAE / NEHEMAH
1stアルバムだけで頭角を現したというフランスプリミティブブラック「ネヘマー」?の、たぶん最新作の3rd。普通の人間が唄い方をマネしたら1曲唄いきらないうちに血を吐いて死んでしまうであろう絶狂ボーカルが大きな武器のバンド。並みの人間が聴くと滅亡しそうな凍りついた癒し系音楽で、曲は平均7分半と長くスローテンポも多いですが、それだけに冷たい酸の雨にじわじわと溶かされていくような気分を満喫可能。
MAI.K 2004年8月27日(金)22時41分
3rdです。
2ndはまだ聴いてないのでわかんないのですが、全体的に1stをメロウにしてクオリティーを高くした感じがしました。
初めてNehemahを聴く人にはこの作品がいいかもしれません。
ただ、メロウといってもとてつもなく邪悪な作品にはかわりません。
ヴォーカルは1stよりもさらにやばくなってます。あと一部の曲でやる怪しげな普通声、悪魔笑いが怖カッコいいです。
特に好きなのは#2、#6、#8です。
2004年に発表された3rd。
良く名盤扱いされているので前々から気になってましたが、中古500円でゲット。ラッキー(笑)
それで感想ですが、確かに名盤扱いも分かる、とても良い作品だと思います。
曲は色々な所でも言われている通りノルウェーっぽい真性ブラックですが、曲が良いです。
MAYHEMもそうですが、トゥルースタイルやプリミティブスタイルで遅い曲をしっかり
聴かせられるというのは、バンドに実力のある証拠ではないでしょうか。
たまに入ってくるキーボード、使い方が昔のEMPERORやBURZUMっぽくって雰囲気ありすぎです。
音質はドラムの音が少しジキジキしてますがリフのディストーションが気持ち良く良い感じ。
ヴォーカルはがなり声ですが、研ぎ澄まされた、非常に鋭い声を聴かせてくれます。
声のヒズみ具合で言ったらWLAの頃のManiacともタメを張れる位でめっちゃ邪悪。
2曲目などを聴くと良く分かりますが、肺活量も凄いですよね(笑)
しかしこんな名盤を売る人がいるなんて…そして500円で買わせてくれるなんて(笑)
バンドに対して申し訳無いくらいですよ。これなら普通に2000円でも買うし。
1stが名盤扱いされてるようですが、個人的には3rdが一番好きです。
メロウで印象的なリフが一番多いのがこの3rdだと思います。
前に3作とも数百円で売り払いましたが、後悔はしていないです。
うる覚えですがですが、言いますと、この3rdは3作中一番とっつき易いです(2ndは駄作)、プリミティヴな感触が薄れたのと(ドラムプロダクションが要因か?)、メロディーが分かり易くなってるからです。
しかしこのバンドは全作言える事ですが、一曲一曲が長いですが、長い曲を聴かせるだけの作曲能力がないです。もうちょっとコンパクトにまとめて展開をよくすればいいのになーと聴いてた時はよく思ってました。
