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STILL ALIVE / TEARS OF ANGER
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ミディアム主体である種SAVATAGEのような展開を見せつつ、随所にイヤミにならない変拍子、テクニカルギターを交えた正統派なサウンドはこの手の音が好きで、疾走に固執しない人を満足させてくれます。
1曲を3分〜4分にまとめながらもドラマを見せる、ほどよいプログレテイストがおいしいです。

ギタリストのベニー・ヤンソンのプレイはマイケル・ロメオファンにはたまらないと思います。複雑かつテクニカルフレーズを連発しながらも、タイトルトラックの「Still Alive」でのエモーショナルな泣きを見せるなど、そつなく巧いです。
またヴォーカリストのビョルン・ヤンソンはインギーの最初の奥さん、エリカの1stに参加したり、マルセル・ヤコブと活動しており、マッツ・レヴィン、ヨルン・ランデ系統が好きな人にはツボですね。ただ、ヨルン・ランデのような恐るべき殺傷能力はないですが。

楽曲自体も非常によく、NOCTURNAL RITESを彷彿とさせる「Nightmare」はコブシが上がりますし、「Who I Am」はヘヴィでザクザクしたイントロからキャッチーなサビメロへと至る展開の仕方が見事です。MASTERPLAN的な「Moment Of Truth」は、まさにヨーロピアンメタルの王道を行くミディアムナンバーではないでしょうか。

DGMやMANIGANCEほどスピーディーな曲はないですし、彼らのような派手さはないですが、前者とはまた異なるプログレテイストを交えた噛めば味の出る欧州メタルです。
Metropolis 2004年8月29日(日)17時1分

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