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OUT OF THE CELLAR / RATT
LAメタル勢の筆頭格であるRATTのメジャーデビューアルバム。
その全般的にミディアムテンポ主体であるがスピード感溢れる曲調がRATT'N ROLLなる言葉を
作り出したことは周知の通りである。
RATTのRATTたる所以として、スティーブン・パーシーのボーカルに拠るところも多々あるが、
やはり真骨頂はそのギタープレイであろう。ウォーレン・デ・マルティーニとロビン・クロスビーの
ツインギターはバッキングプレイでは各々異なったパートを弾きそれを組み合わすことにより
1つの曲を構成するといった、他のツインギターバンドとは一線を画すアレンジが施されている。
またソロプレイではウォーレンのフラッシーかつスリリングなギターソロが十分堪能できる。
そのプレイは先輩格のジョージ・リンチの影響も多く感じられるが彼に勝るとも劣らないくらいにフラッシーかつスリリングである。
「You're in Trouble」、「Back For More」、「The Morning After」等のソロはまさに鳥肌もので、
エンディングのフェードアウトの部分など思わずもっと聴きたいと思ってしまう。
面白いことに、もともとジョージがオリジナルであるが先にウォーレンにより広められたテクニックも
結構存在し、このアルバムでも聴くことができる。ウォーレンのソロプレイを聴きたいのであればこのアルバムである。
この後のアルバムでは、よりブルージーなフィーリングを重視するプレイへと変化を見せているが
やはりこのアルバムで聴けるプレイこそがウォーレンの真髄であると確信している。
また個人的にはこういったプレイの復活を切に願っている。
この後のアルバムでRATT'N ROLLの足場をより一層固めていっているが、このアルバムはまさにRATTの原点が見える必聴盤である。
個人的によく聴いたアルバムだなあ。大学受験に失敗し、暗い浪人時代の始まりの頃だったなあ。スティーブンのボーカル、ウォーレンのギター。なんかまったりした気分にさせてくれたなあ。あの頃があるから、今の僕があるんだなあ。人生って、ROUND &ROUNDだなあ。
'84年発表。メジャーデヴュー作。
私が彼らを知った時にはすでに2ndが発表されており、この作品は後になって購入し聴いた。
3曲目の「ROUND AND ROUND」がアルバムを代表する名曲だと聞いていたので、かなり期待して聴いたのだが、個人的には「良い曲」ではあるがこんなレベルで代表曲と言われているのは腑に落ちないという感想を持った。
私にとって本作の価値はむしろ5曲目以降にある。この⑤から⑩までの6曲は1曲たりとも捨て曲は無い。アップテンポなもの、キャッチーなもの、リフにフックがあるもの、歌メロが印象深いものなど、バラエティも豊かで名曲揃いである。特に好きなのは⑩の「SCENE OF THE CRIME」だ。
後半の流れの凄まじい充実度により、本作は間違いなく名盤と評価できる。
楽曲の良さ、演奏面での実力、容姿の美しさ・・・等々、
すべてが百点満点のアルバム。
唯一の欠点はジャケットのデザインではないかと思います。
これが出た当時は、ウォーレンのギターばかり聴いてましたが、
今、改めて聴き直してみると、リズム隊もいいですね。
このころのライヴを観てみたかったなぁ
私はこの曲しか持ってないから他のものと比べてどうとかは言えませんがLAメタルを代表してるアルバムだと思います。自分はやっぱりROUND&ROUNDが好きかなぁ。あっ!でも、初めて知ったときの思い出の曲でもあるBACK FOR MOREもいいですね。PVが好きだったWANTED MANも好きです。ってかそんなこと言ってたらきりないですけどね。本当にRATTは好きでした・・・!
RATTと言えば、初期のミニCD「RATT」と、1stのこれ!
捨て曲なし!
彼等の苦悩は、この作品を超えられないことにあったようだ。
RATTの基本路線、きらびやかでキャッチーなハードロックを確立した記念すべきデビュー作。
どれも同じ路線なので、好きなアルバムっていうより好きな曲の入ったアルバムって感じですね。
このアルバムなら②③⑤⑦⑧かな。
ラットンロールといわれたノリ満載のデビュー作ッス。
コレを超えられない云々の話題はよくあったが、ボクはどの作も及第点やと思います。
今でもよく聴いているアルバムです。
兎に角、聴いてて気持ちのいい音・曲がこのアルバムの特徴ではないかと。
この頃のRATTが一番好きですね。
このアルバムが初めて聴いたLAメタルかな。全然リアルタイムじゃなかったんだけどカッコイイ!って思いました。その後DOKKEN MOTOLEY POISON などなど聴きましたが、やっぱりRATTが一番好き。ツインギターのかっこよさを教えてもらいました。ロビンが亡くなったのは非常に残念。このアルバムでの彼のソロ担当曲を知っている方いらっしゃいましたら教えてください!「WANTEDMAN」のソロ後半パート、「SHE WANTS MONEY」、「LACK OF COMMUNICATION」、「I'M INSANE」の後半パート、「SCENE OF CRIME」だとは思うんですが・・・
ayumu 2004年1月13日(火)14時53分
Invasion of your privacyと同時期に購入しました。これよりInvasion..の方を良く聴いていたけど、Round&Round聴きたいがためにたまに引っ張り出していましたね。
有名曲「ラウンド・アンド・ラウンド」が収録されているメジャー・デビュー・アルバム。
LAメタルの代名詞的な存在のラットですけど、彼らのサウンドは陽気なアメリカン・ロックでありながら、
どこか彼らにしか出せない個性というか味があるように思います。
バンド全体としてはカラッとしていて乾いたサウンドなんだけど、思いっきりつぶれていてガナり声、おまけに胡散臭いルックスのヴォーカル。
フラッシーなソロも魅力的だけど、どこか粘着質で個性的なリフが光るギタープレイ。
全然リアルタイムで聴いた世代じゃないんですけど、「ラック・オブ・コミュニケーション」がちょっと時代を感じてしまうのを除けば、
どの曲も何か妙に耳に残る、カッコいい曲多いです。
西海岸の陽気でからっとした雰囲気やハリウッドのゴージャスを漂わせる容姿・サウンドで決めている
華麗なメタリックサウンド!これが"RATT"であり、RATT'N ROLLである。
その記念すべきメジャーデビューアルバムであり代表作である。
代表曲『Wanted Man』、『Round And Round』、『Back For More』等、ミディアムテンポで
重くもなく軽くもない独特のギラギラした美しいメタルサウンドで酔いしれられる。
また『The Morning After』のような3連リズムを上手く活かしているイントロのリフが印象
的な疾走感溢れる楽曲も、どこか華麗で美しい。
未だに"LAメタル"は色褪せない。
聴いたことない方は是非聴いてみて下さい。いいですよ〜。
LAメタルの代表格RATTのデビュー作。
今聴くとどうしても古臭さを感じてしまうが、良いものは良い。これが時代の音だったのだ。
RATT'N ROLLを体感したい人には最適。総じてツインギターのバッキングが爽快。
このバンドの場合特にベスト盤を買ってはダメです。アルバム単位で聴きましょう。
かっこいいよ〜。
特にウォーレンのギターソロ!
「ROUND AND ROUND」!
このアルバムはギターサウンドがそれまでのHRの音と違って音に厚みがあり、ギターサウンド面では一種の転機となった作品ではないでしょうか。リズムも全曲8ビートで逆に凄いと言われてました。
あの頃はギタリストの中でウォーレンが一番人気でしたし、かなりよく聴きましたね。
このアルバムのライブも見にいきました。
ライブではスティーブン・パーシーは高い声が出ないのか、ボーカルラインを変えて歌ってました。
ロビンのギターソロは床に寝そべって、すたすらチョーキングだけでした。
逆にウォーレンのギターソロは凄くてフィンガリングなのに速過ぎてライトハンドみたいな
音に聞こえました。人生初のライブだったので最高に興奮しました。
次作に期待してたのにその後期待外れが続いたのは残念。ミニCD時代から良い曲をストック出来てたから、このアルバムに最高の曲ばかりを集められたのか?
あと、上で書いてるロビンのギターソロは「I'M INSANE」は判らないけど他は間違いないと思います。「SCENE OF CRIME」はウォーレンも混ざってますが。
「SCENE OF CRIME」のロビンのソロはいいし、作曲のセンスも良いですよね。
「ROUND AND ROUND」の出だしのリフをウォーレンが作ったのはいいけど、どうしてもバッキング(ボーカルが入るところ)のアイデアが浮かばなくてロビンが作ってあげたそうですし。
LAメタルを一時のバブリーな流行と捉えてしまうと、こういう名盤を聴き逃しますよ〜。
アメリカンロックっぽさと、メタル的なギターアレンジと、
これホントに1stフルアルバム!?と疑いたくなるほどに、
ポップな中に確実に感じられるどっしり感。そして曲もいい。
これぞまさにRattのセンス、Rattのサウンドです。
今でこそスタンダードのようになってるこういう音楽性ですが、
そりゃもう、出た当時はエポックメイキングだったでしょうねぇ。
このアルバムだけでなく、全作品のデジタルリマスター盤再発を望む。俺だけじゃないはず。
LAメタルって正直苦手な部類なのだが、このアルバムだけは本当に大好き。
これを聴くと、JUDAS PRIESTがキャッチーになってまでアメリカ進出を果たし、成功を収めた意義がはっきりと見えてくる。そう、ハード・ロックンロール寄りのバンドが多かったLAメタルにおいて、このバンドって根っこから完全に「メタル」だった。その上で独自の清涼感を取り入れたこのサウンドは、素直に新鮮だったし、良いと思えたのだ。
ただ、これもケミストリーの奇跡の産物だったのかな…と思ってしまうのは、このアルバム以降の平凡さゆえ。もう少し引き出しを持っていれば、もう少しその後の展開も変わってきたのかな…。
このアルバムは本当にハードロック屈指の名盤だと思う。
RATTが「"LAメタル"の"カットTシャツ"のヤツだろ!?」程度に思われているとしたら非常に残念。
先入観は捨てて聴いて欲しい。
この頃のRATTはツインギターが素晴らしく良い。
RATTはこれしか聞いたことないですけど、このアルバムは良い!
もともと僕はLA METALが大好きなんで、RATTとMOTLEY CRUEはLA METALの象徴的なバンドだし、聞かなくてはと思い購入!
元気なリフ、華やかなギターソロ。
RATT'N'ROLL最高!
84年発表のデビュー作にしてLAメタル隆盛の魁となった作品。
当時初めて聴いた時は正直全部“Round And Round"もどきに聴こえた。何処が違うんだこれ?って感じだった。当分好きにはなれなかった。
ただ不思議な事に聴けば聴くほどこの作品は凄いのである!何が凄いか?実はいまだにわからないが、不思議とRATTを聴こうとするとこの作品に手が伸びる。何の変哲もないRATTがここにはある、それがいいのかも知れない。
とりあえず生(なま)、みたいなそんな世界があるのである・・・・
クーカイさんに激しく同意。そうなんですよね。「ROUND〜」は“良い曲"ではあるけど。後半が本作のキモですね。
当時のRATTは本当に超カッコよかった!!名盤!!
1曲目は、VAN HALENのRUNNIN' WITH THE DEVILに似たセンスの良さを感じる。
若干のメロディの弱さは否めないものの、全10曲ある一定の完成度を
誇っている。少なくとも退屈と思わせる曲は1曲もない。
やはり、ミニ1STにも収められた、Back for Moreの出来が際立っている。
単調と言われるRATTだが、本作に限っては曲の構成も、以外と複雑になっている。
ブルーノートのマイナー寄り主体で、LAメタルの代表作と言える。
次作以降、本作で見られたしたたかさがなくなってしまったのは残念で
ならない。
本作で感じた感動を今一度と思い、彼らを追いかけた頃が懐かしい。
このアルバムはハードロックの歴史に残る名盤。聴いていて心地よいヘヴィーメタル。RATTはラットンロールとよばれる唯一無二の個性・魅力がありますね。ホントにカッコイイ。
80年代・アメリカのHM/HRシーンにおいて、(バブル的)黄金期を築いたLAメタル。
その短くも華やかに輝いていた一大ムーブメントの中核・代表的存在だったバンド、RATT。
この1st(フルレンス)アルバムは、(メジャー)デビュー作にして彼らの魅力が余すコトなく凝縮された歴史的名作と呼べる一枚です。
スティーブン・パーシーの妖しく生々しいヴォーカルと、ウォーレン&ロビンのテクニカルなツイン・ギターが織り成す、明るくキャッチーで個性溢れるHR。
正直特別速い曲は無いんですが、勢いの中にも緻密に計算されたサウンド・アレンジの妙が光っています。
これぞ正に世に言うトコロの・・・ 『 Ratt'n Roll 』 !!
今となっては「CDの音のみ」では(というか多分「映像」をともなわないと)、なかなか当時の雰囲気を感じるコトは難しいのでしょうが・・・
このアルバムが、後に続くLAメタル勢の繁栄の先駆け・礎(の一端)となったコトは間違いありません。
日本でも確実に「流行った」時期がありました。
学生時代、バイト先のOLのお姉さんもRATT持ってましたよ。
このアルバムがRATTのピークだと思います。
"INVASION〜"までは勢いを保っていますが、フェードアウトでばかりしか
曲を終わらすことのできないRATTに当時高校生だった私ですら作曲能力に
疑問符をつけざるを得ませんでした。
実際その後出すアルバムは失速していきました。
でもこのアルバムは名盤ですね。
メンバーは才能あるしキャラクターもゴージャスでかっこよかった。
LAメタルのお手本バンドです。
デビューアルバムゆえの粗さは否めない。僕は「Detornator」を先に聴いたのだが、そちらの方が洗練されている。
とはいえ「ラットンロール」と言わしめるだけのオリジナリティが光っている。
楽しく盛り上がれる曲ばかりだ。
ギターがテクニカルなのもポイント。
RATTのメジャー・デビュー・アルバムにしてL.A.メタルの名盤。
これだけシンガーの音域に制限がありながらも、キャッチーなナンバーをしっかりと揃えたその能力に脱帽だ。
ウォーレン・デ・マルティーニのプレイは彼らの作品中最も派手だし、ロビン・クロスビーも要所で良いプレイを聴かせている。
ミドルテンポがこれほどマッチするバンドはいないね。
この時代のアメリカのロックを象徴している(いい意味でも悪い意味でも)。
80年代のアメリカ丸出しですw
けどLAメタルの名盤であることは間違いありません。
このアルバムは最高とは言えませんね。
ちょっと重すぎるかんじがする。
これぞヘヴィメタルというような感じですけれどね。
「ラウンド・アンド・ラウンド」はちょっと強い音だね。
80年代、LAメタルの代表的バンドの最高傑作。
とは言え、そこまで美形がいるわけでもない。
テクニックがあるわけではない、ごくシンプルなロックンロール。
個人的に、何故そこまで人気があったのか、最初は理解できなかった。
しかし、耳に残るリフ、味のあるソロ、キャッチーな楽曲に特徴的なボーカルがあって、何故か繰り返し聴いてしまう。。。
カラッとした雰囲気なので、真夏の暑い昼間に聴きたいアルバム。
楽曲の出来にバラツキがあるバンドだけど、でも平均的なクオリティーは結構高いバンドである。この手のポップでキャッチーな楽曲を書かせたら、当時でも頭一つは抜き出ていたように思う。
たとえば④なんかが、僕は好きである。MTV時代の申し子的な印象が強いが、周りのスタッフが優秀であれば、もっとビッグになれた可能性がある。
LAメタルといえども、案外硬派で芯もしっかりしている。
RATTは1枚目と2枚目に尽きる。容姿、楽曲、ムードの全てでいちギタリストのあこがれだった。当時のYJ誌でめちゃくちゃウォーレンは持ち上げられていたなー.ギター弾き始めて6年でこのセンスとテク、謎の天才あらわる、みたいな.実はジョージの真似が相当多いことがわかりその後の彼はかなりかわいそうだったけど。ただ、人まねギターという点を差し引いて考えてもこの曲調にこのギター(ドッケンと違ってミディアムテンポでメジャーキー)というのは彼ならではの個性として評価したい。僕にとっては永遠のギターヒーロー。
このとがった音ととがった声が好きでした。スティーヴンのことはよくヘタクソとか批判されるが、個人的には好きなVOで批判されるのが不思議だった。ライヴでは酷かったらしいけど。
ミッドテンポの曲が彼ららしいんだと思う。
ミニ・アルバムは勢いがあってHMらしいが、本来の彼らの良さは独自のグルーヴが
心地よいミッドテンポにあると思う。
それとツイン・ギターの絡み方も独特で、バッキングの振り分け方は画期的だった。
最大のセールス・ポイントはこのツイン・ギターの絡み方だ。
「ROUND AND ROUND」はそのバッキングが顕著に現れた好サンプル。
しかし「LAメタル」というと、ブリティッシュHMとは対極のどこか健康的で爽やかな
スポーティーなイメージが付きまとうのは、彼らの楽曲やパフォーマンスから来る所が
あったのではなかろうか。エンターテインメントの国、アメリカらしいといえば
らしいけど、個人的にはちょっと引いてしまう。(好みの問題です)
LAメタル真っ盛りの1984年にリリースされたRATTのメジャー1st。ROUND AND ROUND はヒットしたからお馴染みだと思いますが、ああいうのがRATTの音楽性ソノモノだと思ってる人はいませんか? ハイ、その通りです。曲のレヴューでは遅いの何だの文句垂れてる自分ですが、スロー〜ミドルテンポでこれだけのノリを創り出す技量こそがRATT'N'ROLLの真髄なのです。ポップでありながらヘヴィ。この持ち味を貫いてくれたらこのバンドも長続きしただろうになぁ。スティーヴンの声は好みが分かれるかも知れないが、少なくともメタルには相応しい声だと思います。
二十数年ぶりにRATTを聴きまくっています。
当時はRATT好きを公言するのが恥ずかしかったりしましたが、
今は若い人に「すごいだろー!」と言いたいです。
ライブではギター以外は酷かったですけど。
ウォーレンのピックもらいました。