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FINALE / PIERROT
メジャー初となるフルアルバム。
ここからPIERROTのコンセプチュアルな世界観が幕を開けるようです。
このアルバムが他のアルバムと違う点は、バラードが多い事でしょう。
PIERROTはバラードが少な目なバンドだと思いますが、このアルバムでは
「ECO=SYSTEM」「SACRED」「ラストレター」と少し多めになっています。
ただ、この作品はシングル曲やファンの大合唱が起きる「Child」や前述のバラードを除くと、
やや全体的にメロディが弱目な印象があります。シングルのカップリング「蜘蛛の意図」
「MOTHER scene2」「Labyrinth」は印象的なメロディの宝庫と言っても過言で無いだけに…う〜ん…。
歌詞的には「FINALE」で創造主が主人公と主人公の恋人を創造し、「ICAROSS」までが
その2人が織り成すストーリーで、「ラストレター」で戦争が起き主人公が死亡、
「クリア・スカイ」は死んだ主人公がその戦争を俯瞰してる物語、「Child」で輪廻の後の
再会を願いながら眠りにつく…これで終わりだと思わせながら「Newborn baby」で輪廻は
失敗し、主人公は突然変異体となってしまう…というストーリーでしょうか。
なんだか「To be continued...」という文字が出てきそうな終わり方ですね(笑)
ただ僕が無知なだけかもしりませんが、今まで聴いた非HR/HMの邦楽でNO.1アルバムです。当時の衝撃はハンパじゃなかった。
プログレッシブな大作
シングル曲とアルバム曲の温度差がすごい。
1999年発表の1st Album。
メジャー第1弾アルバムです。
音が分厚くなりましたね、王道的なロック色も随分強めで、バラードも割かし多めになっている。
シングル曲はキャッチーなものが揃っています、入門編としてもこれが最適。
オススメは②、④、⑦、⑩、⑪のシングル5曲です。
凄いです。
あと⑧、⑨、⑫も良い曲。
88点。