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POWER OF THE BLUES / GARY MOORE
LIVE AT MONSTERS OF ROCKでハードロック時代の曲を演り、こりゃ遂にゲイリーがHR/HMのフィールドに
戻ってくるか?と淡い期待を抱いたんだが・・・
「POWER OF THE BLUES」タイトルまんまの内容です。ブルーズと呼ぶにはハードすぎ、ハードロックと呼ぶにはブルーズ寄り。
とりあえず従来のゲイリーのブルーズロック路線が好きだった人には安心して聴ける内容じゃないかな。
それにしても、もうハードロックやる気は無いのかなゲイリー・・・
俺もあのモンスターズのライヴ聴いて、"もしや"、と期待したんだけど又ブルーズに戻りました。
とはいっても、今までのブルーズ作品の中では一番ヘヴィな内容。ゴリゴリ、バリバリ(?)に弾きまくるゲイリー、リズム隊のダリン、ボブもかなり重厚なプレイでそれに応え、単なるブルーズじゃなく正にヘヴィ・ブルーズ。音の方も生っぽく、スタジオ・ライヴのような感じ。(実際はどうなんだろ?)
タイトル・トラックを聴いて一瞬、"オッ!"と思ったけど、2曲目聴いて"ああ、やっぱり...."って思いました。あまりハード・ロック回帰を期待してはダメですね。もうゲイリーはこの路線で活動していくようですから。でも新作がでる度に、"今度こそ!"と期待する俺がいる。(泣)
空き部屋 2004年11月25日(木)21時16分
ブルース路線のアルバムですが、上のお二方のおっしゃるように、ハードでエッジが強烈に効いてます。
90年代初期にリリースしたブルースロックアルバムよりもずっとパワフルです。
全く衰えることのない、ゲイリー節満載の個性的なギタープレイがたっぷり楽しめますよ。
10曲中3曲がカヴァーで、ZEPも演った"I Can't Quit You Baby"も。これがまた素晴らしい。
軽快なブルースロックも、弾きまくりのハードブルースも、コテコテの哀愁ブルースも、どれも非常に高印象。
というわけで、(ブルース路線のゲイリーに対する)期待に十分過ぎるほど応えてくれるアルバムなんじゃないかと思います。